2025.5.31 いいわけ
神よ、お赦しください。
2025.4.21の記事で、罪深き私めはこんなことを書いております。
「これからしばらく「魔道探偵ナツメ事務所」の新作に専念しますので、この記事の文字数が減るかもしれません」
……本当の本当は、4月中に「魔道探偵ナツメ事務所」の1話分を書き上げるつもりだったのですよ。
それがどうでしょう。結局「チラシの裏の裏には書けない」が楽しくなっちゃって、従来どおりの熱量で書き続けてしまったわけです(震え声)。
「反省なさい! 猛省なさい!」
ぴしこーっ! ぴしこーっ!(折檻の音)
もうね、脳内のマリア・バルバラお姉さまが、番犬を調教するための鞭を振り回して激おこですよ。
「あ、いいわけを、いいわけをさせてくださいお姉さま!
それでも時間を見ては「魔道探偵ナツメ事務所」を書き溜めていたんです!!
今見たら、大体10万字分くらいストックがありまして――」
「では、さっさと公開すればよろしいでしょう!」
「それがその、まだまだ校正が必要かなぁって……」
「他人が読める形にするのに、どれだけの時間がいるのです?」
「そんなの、見当もつかねえよぅ……」
「……」
ぴしこーっ! ぴしこーっ!(折檻の音)
§ § §
こんな場末のエッセイに目をとおしてくださるような方々は、おそらくご自身でも文章を書いておられるのではないでしょうか?
もしそうであれば、各々が「執筆スタイル」というものをお持ちかと思います。
初めにプロットを作って、それに肉付けをして完成させていくタイプ。
とりあえず話を始めて、書きながら方向性などを適宜修正していくタイプ。
さて、私はと言えば――
①とにかく霊感の赴くままに書きたいところだけを書いて、
②それから話の辻褄を合わせるために書き足して、
③最後に不要な部分を削る。
という、えらく効率の悪い書き方をしております。
先ほどの10万字(失笑)は、あくまで①の段階なので、これから完成させるまでに相当の時間を使うこと請け合いです。
例えばですね、近況報告にも書いたとおり、ナツメとユースケが「魔道探偵ナツメ事務所」を開設するまでの経緯を「第0話」としてまとめる予定だったのですが、いざ②の作業に取り掛かってみますと、とにかく辻褄があわない。
「あ、そういえばドミニィとガリレオの過去をまだどこにも公開してなかった……」
「“天秤の番人”と“龍の女帝”の関係って、別作品の盛大なネタバレじゃねえか!」
「グアン兄弟社の設立の経緯がまったく描写されていないぞ!?」
うわーぉ……どうしよう……
そ、そんなこんなで、とりあえずは当たり障りのない冒頭部分だけを「プロローグ」として先行公開することになりましたとさ!(←「魔道探偵ナツメ事務所総集編」内にて、本日17時公開)
どんど曇り!




