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チラシの裏の裏には書けない  作者: 吉田 晶


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2025.5.20 walking! ⑦

★ここまでのあらすじ

「え? 昼飯を食べるだけの描写で1話まるまる費やすだと……

これじゃあ、いつになったらゴールできるのか、わからないよ……」


「逆に考えるんだ。ゴールできなくてもいいさと考えるんだ」

「ジョースター卿!」


「あきらめたら?」

「安西先生!」


「パイプライン大作戦、ハラショー、ハラショー」

「ゴールバチョフ大統領!」


「「「本物はだーれだ」」」

「全員お呼びじゃねえよ」



 ●有楽町駅

 調子にのってお昼の蕎麦を二人前にしたせいか、腹がけっこう苦しい。

 けれど、ゆっくり歩けば大丈夫と判断、休憩もそこそこに、次の目的地である有楽町駅に向かう(ルートはしばらく国道15号を進むことにする)。


 ありゃりゃ? 山手線に「銀座駅」ってないんだっけ?

 ずっとあると思い込んでいた。うわあ、ものすごく恥ずかしい……。


 それにしてもゴージャスな街だなあ。

 1kの賃貸が月15万とか16万とか……

 マイハウスのおよそ3倍以上でござるよ!?


 道すがら、レストランのメニューを覗いてみる。

 普通のオムライスが2,000円だと……

 ケチャップにキラートマトでも使ってんのか!?


 怖い、都心はホント怖いわあ……



 ●新橋駅

 「新橋のお父さんにインタビュー」のフレーズで有名な新橋駅。

 日曜日の真っ昼間なので、さすがに、


「頭にネクタイ鉢巻きを締めて寿司折りを持って千鳥足」


 といったような「THE☆お父さん」はいなかった。


 平日の夜だったらそういうカッコをした人がいるのかって?

 少なくとも自分は見たことがないけれど、どうなのだろう……

 

 まあ、いたからどうだって話ではある。


 ここらへんで道が入り組んで来るので、地図を見ながら「ゆりかもめ」沿いに浜松町方面に進む。


 ●浜松町駅

 浜松町駅の手前で内回りルートに変更。

 再び国道15号を南進。


 暑いし、腹はもたれるし、そしてなによりかかとの外側が痛い。


 両足とも痛いけれど、特にひどいのは右足の方。

 もともと肉刺まめができやすい箇所なのだが、完璧にタコになっていたので、安心しきって絆創膏を貼っておかなかったことが悔やまれる。



 ●田町駅

 近くに企業のビルがいっぱいあるから、重要な駅であることは認めよう。

 料理屋もいっぱいあったので、食べ歩きという楽しみ方もアリでしょう。

 ただ、今回のテーマだと盛り上がりにかけてしまうんだよなあ。残念。


 あ、散歩が目的だったら、お台場方面に向かうことをおススメします。

 レインボーブリッジとか海上保安庁の資料館とか、けっこう楽しいですよ。



 ●高輪ゲートウェイ駅

 おお、こいつが噂の新駅か……

 なんというか、すっごい先輩後輩の上下関係が厳しい部活に入ってきた新入生が、予想をはるかに上回る変人で、さすがの先輩もビビッてどう指導していいかわからない。そんな感じの駅名だよなあ。


 シンプルに「高輪駅」とか「芝浦駅」ではいけなかったのだろうか?

 あるいは近未来感をだして「TKNW(タカナワ)ゲートウェイ駅」とか。


 いかんいかん、踵が痛むせいで、どうにもいい駅名案が浮かばない。

 家にかえったら、もう一度じっくり考えてみるとしよう。


 ――とまあ、区切りがいいので今日はここまで。

 ではではみなさま、ごきげんよう。

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