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チラシの裏の裏には書けない  作者: 吉田 晶


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2025.5.17 walking! ⑤

★ここまでのあらすじ

Q.もう5回目なのに、まだ半分にも到達していないだと?

A.あーっ、お客様、問題ございません! 

  後半はいろいろあって駆け足展開ですから、問題ございません!

  ほらほら、続きが始まりますよ!

  上野を出たところから話が再開するみたいですよ――



               § § §


 

 ●御徒町駅

 時刻は間もなく正午。


 ……ふふ、もうよかろう!

 さあ、ショータイムの始まりだ、ヒャッハー!

 このためにわざわざ電車代まで払って都心へやって来たんだ!!


 走る! 「小諸そば 御徒町駅」へと走る!

 そして、崩れ落ちる。


「閉まっていやがる……」


 そうなのだ。

 小諸そばのほとんどの店舗は、土日にはやっていないのだ。

 そりゃ、勤め人がメインの客層であるから、当然といえば当然のこと。


「日曜日にわざわざ立ち食い蕎麦屋に行く物好きなんて、

 オイラぐらいしかいないのかもな、へへ……」


 それでも諦めきれずに、あがく。

 鼻水を拭いて、日曜日でもやっている店舗がないか全力で検索。


 ……見つけた! 

 「小諸そば 八重洲店」、場所は東京駅のすぐ東側。

 ちょうど進行方向なので、なおよし。


 かくしてアキラは足を止めることなく、南へ向かったのである。

 (ここで脳内BGMが「仲間を求めて」に変更される)



 ●秋葉原駅

 駅に近づくにつれ、萌えと二次元のオーラが強くなるのを感じる。

 この周辺だけ切り取ると「Macho Women with Guns」(※)において描写される日本像になるんだよなあ……

 ただそれでも、一昔前に比べたら大人しくなったという気はする。

 

 ああ、時間があったらメイド喫茶にでも入って癒されたいなあ。

 けれど今は「鳥から丼セット」という崇高な使命を負った身、それも許されぬ。

 唇を噛みしめて駆け抜ける。



 ●神田駅

 いやいやそれにしても、この付近を()()()()()()にしちゃうというのは、すごくもったいない。

 途中、古書店街もスルーだし、神田明神にも寄らなかったし。

 せめておもしろい事件でも起きたらよかったのだけど、「鳥から丼セット」のことで頭がいっぱいだから、わき見をする余裕がない。


 ちなみに、ルートは国道17号→国道14号→国道15号と進んでおります。


 ●東京駅

 ついに到着、東京駅。地図上で見れば行程のちょうど中間地点である。

 現在時間は12:33。新宿からおよそ27,000歩(19km)の道のり。

 

 「小諸そば 八重洲店」までは目と鼻の先。

 ようやく……ようやくたどりついたぞ。


 ――と、字数の区切りもよいので今日はここまで。

 ではでは、また次回。

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※Macho Women with Guns

レーガン政権がしでかしたせいで社会が崩壊した近未来のアメリカを舞台に、

魔王サタンが派遣した「地獄から来た蝙蝠翼の頭カラッポねーちゃんズ」と、

バチカンが派遣した「ハーレーダビッドソンの聖母修道女会」の二大勢力が、

ポストアポカリプスと男性優位主義を打ち破り、文明を再建するために競い合う。

――そんな世界観のTRPG。ほんと頭悪いなあ(誉め言葉)。

ウィキペディアによれば「自分のおばあちゃんとは決して同卓してはいけないゲーム」とのこと。だったら、お母さんを誘ってみればいいんだろうか?

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