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チラシの裏の裏には書けない  作者: 吉田 晶


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259/265

2025.12.2 とある日曜日リターンズ(午後)


本作「チラシの裏の裏には書けない」の紹介文には、次のように書いてある。

「要するに生存報告を兼ねたお気楽日記帳です」

だったら、本当に日記でもいいんじゃないだろうか?


ちなみに「裏裏」ってのは、「チラシの裏の裏には書けない」の略称だ!

試験に出るから、憶えておこうね!


 2025.11.30 日曜日(晴)

 13:00

 しばらく休憩してから、作業再開。

 そういや最近は、三国志の人名が単語登録なしでも変換されるので助かる。


 きょゆう→許攸

 ごつとつこつ→兀突骨

 しかん→史渙……はさすがに無理か。


『我が名は史渙』


 曹操を旗揚げ当初から支えた侠客の一代記である。

 近いうちに書き上げたいと思っているのだが、その前に『魔道探偵ナツメ事務所』に目途をつけなくては……


 14:30

 おっと、あっという間にいい時間。

 ぼちぼち「裏裏」の記事に取り掛かるとしよう。

 まあ、「PCを買い換えた」という特大のネタがあるので心配はない。

 二時間もあれば余裕で書きあがるだろう。


 17:00

 あれえ?

 あとちょっとなんだけどなあ……

 終わんないなあ……

 予定では17:00までにはアップしているはずだったのに、ナンデ!?


 17:32

 ようやく今日の分の「裏裏」をアップ……

 精も根も尽き果てた……


 18:00

 疲れた体を奮い立たせ、夕食の準備を始める。

 午前中に寄ったスーパーで豚肉が安かったので、今日は豚肉の竜田揚げとする!


 ……って、しょうがを忘れた。

 いやね、しょうがが無いのは把握していたのよ。(←ダジャレではない)

 ただ、「備蓄米が販売終了した」ってイレギュラーな事態に気を取られて、すっかり頭から抜け落ちちゃったんだもん。しょうがないね。


 さて、どうしよう?

 近所のスーパーまで自転車でひとっ走りという選択肢もあるのだが、しっかりエプロンまで装着した「お料理モード」に入っているから、どうにも気が進まない。


 何とはなしに冷蔵庫を覗くと、やたら自己主張してくるものこれあり。

 そう、エバラくん(焼き肉のタレ)であった。


(コイツに竜田揚げの下ごしらえを任せたら、どうなるだろうなあ……)


 直感ではあるが、それなりに美味しいものができあがる気がする。

 「合格率90%」って言えば伝わるだろうか?(※)


 いっちょ、やってみますか!


 18:30 

 特にトラブルもなく完成。いただきます。


 むしゃむしゃぱくぱく……


 あー、うん。

 まんま「衣をつけた焼き肉」って味やね!(笑)

 がっつり味がついているので、ご飯のおかずとしては最高。

 なめこの味噌汁を、心持ち薄めに作っておいて正解だった。


 ちなみに、自分の舌には甘めに感じられたので、焼き肉のタレを減らして、その分醤油で補うともっとおいしいかもしれない。今度試してみよう。


 19:30

 ご飯を食べたら、元気が出てきた。

 さあ、作業再開だ。

 『魔道探偵ナツメ事務所』の「竜兮竜兮」編のリテイクに着手。


 20:00

 のっけから筆が進まない。

 なんというか、一文一文が重たいのよ。

 今日の「焼き肉のタレで下ごしらえした竜田揚げ」なみに重たい。


 ……今回のリテイクもまた、しこたま汗をかきそうだなあ。


 24:00

 疲れた……

 明日もあるし、そろそろ寝よう。

 おっと、おやすみ前の養命酒を忘れずに。


 ではでは、おやすみなさい。


※合格率

ちなみに、「焼き肉のタレ」ではなく「重曹+酢」で下ごしらえをした場合、

合格率は30%程度まで低下する。

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