2025.10.5 記念日①
みなさま、こんにちは。
ディズニー映画『不思議の国のアリス』に、こんなフレーズがあります。
「なんでもない日おめでとう」
誕生日以外の364日を「なんでもない日」として祝う。
そんなナンセンスギャグですね。
ところが、ちょっと調べてみて愕然としました。
2025年現在、日本では1年365日が、漏れなく何らかの「記念日」に当たっているみたいなんですよ。
シュールにも程がありませんかね!?
そこで、ふと思ったのです。
これらの「記念日」にツッコミを入れていけば、それで一回分の記事になるんじゃねえかなって……
ただ、このネタ、絶対に誰かが手を付けていると思うのですよ。
なので、とりあえず「エッセイ 記念日に突っ込む」で検索してみたのですが、該当するようなタイトルは見つからず。
――だったら、まあ、いいか。
それに、内容さえかぶらなければ、パクリにはなりませんよね。
そうと決まれば、さっそく検索してみましょう。
「今日10月5日は、何の日?」
§ § §
●世界教師デー
国際連合教育科学文化機関 (ユネスコ)が制定した国際デー。
1966年10月5日に「教師の地位向上に関する勧告」が調印されたことにちなむ。
大変ですよね、教師のお仕事……毎日毎日お疲れ様です。
それにしても、いくら10月5日が休日に当たったからって、教員が参加対象のイベントなんか開催するのはやめたほうがいいんじゃないかなあ?
大多数の教員に必要なのは、イベントじゃなくて休息だと思いますよ。
●時刻表記念日
1894年10月5日に、日本で初めての本格的な時刻表『汽車汽船旅行案内』が出版されたことにちなむ。
最近はインターネットで一発ですけど、昔はちょっと遠くに行く際には必携でしたもんね、時刻表。
ところで、10月5日を「時刻表記念日」って定めたのは、いったいどこの誰なんでしょう?
だいぶ調べてみたのだけど、わからないのです……
●レモンの日
詩人・高村光太郎が妻・智恵子の命日である10月5日に、妻への思いを綴った詩
「レモン哀歌」を発表したことにちなむ。
あ、サ■ポロがキャンペーンをやっていますよ。
「10月5日のレモンの日を記念して、抽選で510(濃い)名様に『濃い搾りレモンサワーノンアルコール』2本・『グレフルサワーノンアルコール』2本の4本セットが当たります!」
もはや智恵子もへったくれもないじゃんサ■ポロさんよぉ……(泣)
●折り紙供養の日
折り紙作家の河合豊彰氏が提唱。達磨忌にちなみ、折り紙をただ無造作に捨てるのではなく、感謝して供養する日。
例えば何かの供養のために折り鶴を折った場合、その折り鶴を供養するってことになるのでしょうか?
なんだかこう、思考がぐるぐるしてきますね。ぐるぐる。
●社内報の日
ウィズワークスの前身である「ナナ・コーポレート・コミュニケーション」によって制定。「社内を統(10)合(5)する」という語呂合わせに由来。「社内報を広く一般的に知ってもらいたい」「社内報の重要性、役割を認識してほしい」「社内報制作に関わる人のモチベーションを高めたい」そんな思いを込めて制定された。
へ、へえー。そうなんだ。(←圧が凄くてそうとしか言えない)
●デコの日
日本デコレーター協会が、10と5を「デコ」と読む語呂合わせで制定。
まず、ここで言う「デコ」とは、デコレーション(各種雑貨・服飾・家電製品等に対する装飾)のこと。10を「デ」と読ませるのは、ten→テン→テ→デという音変化で「デ」と読ませているのでしょう。
なお、この記念日がどういう目的で制定されたのか……
調べても結局よくわかりませんでしたとさ。
§ § §
ちなみに、ここまで取り上げた以外にも、
●品質カチ取る!テストの日
●人生105年の日
●エルトン・ジョンの日
●ひろの童謡の日
●to suitの髪リフトの日
●巖手屋の日
●カナダ・メープルの日
●みそおでんの日
と、そうそうたるメンツが並んでいるのですが、疲れ果てて、全部にツッコミを入れる気力は残っていませんでした。
おかしいなあ……もっと気軽に記事になるかと思ったのですが、いつも以上に手間がかかってしまいました。
あと1週間くらいはこのシリーズを続けようと思ったのですが、こりゃあ再検討が必要ですね。
――と、ついつい与太話が長くなってしまいました。
今日はこれくらいにさせていただきます。
ではでは、ごきげんよう。




