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チラシの裏の裏には書けない  作者: 吉田 晶


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200/258

2025.10.4 フッ、この吉田晶に同じ技は二度通用しない

 ――しゃんしゃん 手拍子 足拍子♪

 ――太鼓叩いて 笛吹いて♪




 ……おや?

 吉田サンの脳内に、何やら祭り囃子が鳴り響いていますよ。


 え? 「そんなの毎日のことなんじゃないの」って?


 違います。よく見てください。

 今日は金銀パールの紙吹雪が舞い散って、非日常感をいっそう演出しているではありませんか。


 さて、本日10月4日は、いったい何の記念日でしょうね~

 (脳内第一村人をがしっと捕まえて)はい、そこのアナタ、答えてみて!


「え……イワシの日!」


 ふむ、い(1)わ(0)し(4)の語呂合わせですか。

 しかし、脳内挙げてまでイワシをお祝いしてあげる義理はありませんよ。

 次ッ!


「天使の日!」


 なるほど、テン(10)と、し(4)の語呂合わせねえ。

 ……私、キリシタンじゃないからどうでもいいかなあ。

 はい、次ッ!


「北島三郎の誕生日!」


 ま~つりだ まつりだ まつりだ~♪





 って、いつまでたっても答えは出ないでしょうから、自分からドン!



【チラシの裏の裏には書けない、連載200回おめでとう!】



 おめでとう、おめでとう、おめでとう……


 村人たちは消え失せ、脳内は一瞬のうちにエ●ァンゲリオンの最終回状態。

 いやあ、むかしむかし、友人からビデオを借りて休日に一気見したんですよエ●ァンゲリオン。

 あの最終回は、ほんと呆然としたなあ。


 それはさておき……

 100回記念は見落としてしまいましたからね。

 今回はカレンダーに印までつけて忘れないようにしましたから。

「フッ、この吉田晶に同じ技は二度通用しない」ってやつですYO!


【その心意気やヨシ! 】


 どなたか存じ上げませんが、ありがとうございます。


【早速インタビューさせてください。最近の執筆状況はいかがですか?】


 ええと、文章をまとめる速度は間違いなく向上していると思います。

 例えば昨日(10月3日公開分)は、何もかも白紙の状態から実質2時間で公開までもっていけましたから。

 その気になれば、当初の目的であった「毎回1時間で書き上げられるようにする」だって、実現可能なのではないでしょうか!


 けれど……


【けれど?】


 内容の密度といいますか、おもしろさは明らかに右肩下がりですよね。

 連載100回の時点で既に弱音を吐いていることからもわかるように、ネタ切れはもはや致命的。

 

 カツオブシで言ったら四番出汁レベルですよ。


【それってもはや「おかかの匂いがするだけのお湯」じゃないですか……

この店では、そんなもの人に出すんですか?】


 だからシリーズものに走ったり、内輪ネタに逃げたりして、なんとか旨味を足そうとしているんじゃないですか!

 いや、別にお賃金を貰っているわけでもないし、「毎日連載」を止めればいいだけの話なんですけどね。


 ――ただ、ここで止めたら、間違いなく心が折れると思うんです。

 それもトラウマができるタイプの折れ方。

 だから、一年分の365回まで頑張りたい。

 

 いまなら、今季通算200勝を挙げた “あの投手” の気持ちがちょっと分かる……


【その発言、感情的すぎる上に、おこがましいのでは?】


 あっ、すみません。撤回します。

 先ほどの発言、まるまる議事録から削除しておいてください。


【了解しました。削除します】


 ……すみませんね。

 この作品を書き始めてから半年とちょっと、私生活のほとんどの部分をこのエッセイに費やしてきたもので、ちょっとメンタルがバランス取れなくなってしまいましてね、キョ~キョキョキョ!


【だ、大丈夫ですか?】


 大丈夫です!

 こんな感じでエキセントリックな作者像を作っていけば、怖いもの見たさで読者が増えるかもしれないじゃないですか。

 岸●露伴とかあのノリですよキョ~キョキョキョ!


【あ、わりと大丈夫だ、この人……】



                § § §



 みなさま、こんにちは。

 この度は200回記念にお付き合いいただき、まことにありがとうございます。


 「文章修行のため」という名目で始めた当エッセイも、とうとう200回ですよ!

 いや、なんとかなるものですね。

 さかんにネタ切れネタ切れ言っていますが、そんなの、第100回はおろか第4回の時点で既に切れていましたから! 問題ない!!(←やせがまん)


 さて、文中でも少し触れましたが、一年分の365回を一区切りとすると、大体折り返し地点を過ぎたあたりでしょうか。

 先はまだまだ長いですが、どうかお付き合いくださいますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

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