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チラシの裏の裏には書けない  作者: 吉田 晶


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2025.9.3 脳内ごっちゃ四天王

 昨日、このエッセイで「盆踊り」のことを話題に挙げたのですね。

 それについて頂戴したコメントを読んでいるうちに、どうにも混乱してしまうことがありまして……


 「月が~出た出た~♪」って曲、あるじゃないですか。

 そう、盆踊りで流れてくるアレです。


 もちろん続きは「月が出た は~ よいよい♪」です。

 分かりますとも。もはやDNAに染みついているレベルですからね。


 じゃあ、「出た出た月が~♪」だったら?


「まあるい まあるい まん丸い 盆のような月が♪」

 これも、心の原風景に刻まれているレベル。


 なのに……あれ?

 なんだかこの二曲が、だんだんと頭のなかでシェイクされてきましたよ。


 曲調がぜんぜん違うから、別の曲だということはわかります。

 でも、どっちがどっちだっけ?


「え~い、静まれ、静まれ!」

「この紋所が目に……あ、おいコラ!」

「静まれ、静まれ! 静まれと言っておろうが!」

「この紋所が、紋所が、紋所がぁ~」

「(ひそひそ)……御老公、こいつら全員ぶった切っちゃっていいですか?」


 脳内の助さん格さんですら収拾がつかないこのカオス。

 そもそも、それぞれの正式なタイトルを知らないから混乱しちゃう気がします。


 まず「月が~出た出た~♪」のほう。盆踊りで流れてくるやつですね。

 こちらは一般に『炭坑節』って呼ぶようです。

 福岡県の炭鉱労働者が、石炭の選り分けをするときに歌っていたとのこと。

 ただ、なにぶん古い歌なので、さまざまな派生バージョンがあるみたい。

 詳しくはウィキペディアをご覧ください。(←丸投げ)


 で、「出た出た月が~♪」のほうの曲名は『月』。

 明治末期から大正にかけて編纂された『尋常小学唱歌』に掲載された曲で、

作詞・作曲者は不明。

 ちなみに、この「作詞・作曲者は不明」の経緯がそれなりに面白いので、興味がある方はウィキペディアをご覧ください。(←丸投げ)


 ――よし、これだけ頭に入れれば、もう混同しませんよ!

 似ているものを区別するためには、やはり背景を抑えるのが有効ですね。




 しかし、この件はまだまだ序の口。

 「奴は四天王の中でも最弱」ってやつです。


 なにせ、お次に控えしは、


【『グリーンスリーブス』と『スカボロー・フェア』がごっちゃになる問題 】


 コイツですからね……。


 個人的に、『スカボロー・フェア』の方は問題ないのです。

「あーゆ ごーいんぐとぅ すかーぼろふぇあ♪」って口ずさめば、すぐに思い出せますから。

 でも、その印象が強すぎて、『グリーンスリーブス』のメロディを思い出せなくなってしまうのです。


 そういえば、TUBEの『情熱』と『純情』もそんな感じ。

 片方を思い出すと、もう片方が思い出せなくなる。


 これはいったい、どうしたことでしょう?


 あ、もっと入り組んだケースもあるんですよ。


 T.M.Revolution の『WHITE BREATH』

 GLAYの『Winter, again』

 L'Arc~en~Cielの『winter fall』


 自分の脳内では、この三曲がごっちゃになっていまして、それぞれがぱっと出てこないのです。

 メロディーさえ耳にすれば、すぐに思い出せるんだけどなあ……。


 どれも何百回と聞いて、すごく好きな曲。

 なのに、どうして混同してしまうのでしょう。




 うーん、すぐに答えを出すのは難しそうです。

 オチもなくて恐縮ですが、とりあえず今日はこれまで。

 

 ではでは、また次回。

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