2025.8.16 へー、君って「わがままコーデ」なんだ。おシャンティじゃん ①
たまの長いお休みじゃないですか。
暇に任せて、ゲームのコレクションを収めている棚を見返してみたのです。
「戦車に乗って、ポストアポカリプスを突っ走る」
「文明が無力化した世界で、悪魔の力を借りて生き延びる」
「怪物が蠢くダンジョンにひたすら潜って、宝箱を漁る」
いやあ、実に殺伐としていますね!
絶景かな、絶景かな。
……おや?
そんな鉄錆色に満ちた荒野に、一輪の花が咲いているではありませんか。
明らかにタダ者ではありません。
さっそく、タイトルを確認してみましょう。
ドドドドドドドドドド……(効果音)
「わがままファッション GIRLS MODE」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……(効果音)
あ、ああー、コイツでしたか……
ニンテンドーDS用のソフトですね。
発売日は2008年10月23日、開発はシンソフィア、
ジャンルは「わがままコーディネート」だそうです。
……う、嘘じゃないですよ!
パッケージのジャンル欄に、そう書いてあるんですから!!
ええと、ゲーム内容をかいつまんで説明すればですね、
あなたはファッションショップの店長✨
お客さまのわがままなリクエストに応えて、
ぴったりの洋服を手八丁口八丁で売りつけちゃお✨
そんなハウスマヌ感あふれる作品であります。
……はいはい、そんな目で見ない。
みなさまの言いたいことは、よーくわかります。
【普段着が「てつのよろい」と「フンドシ」の吉田サンが、こんなオシャンティなジャンルに手を出せるわけないじゃねーか! さては貴様吉田サンじゃないな! 吉田サンをどこにやった! 返せっ!】
どうせ、そんなことを思っていらっしゃるのでしょう?
実はこのゲーム、知り合いの強い勧めで買ったものです。
「絶対に損はさせない」とまで言われてしまえば、そりゃあ興味も湧きますよ。
それにしても、お店で買う時はほんと恥ずかしかった。
箱がね、キラキラしているんですよ。
物理的にも、雰囲気的にも、キラキラしているんです。
まんま『ViVi』とか『Seventeen』のノリなんですよアナタ!
私のような不審者が、こんな “ゆるふわ甘めガーリー” なブツを購入しようとしたら、治安警察に通報されるんじゃないか……
あまりに不安だったから、「親戚へのプレゼントです」って言い訳まで考えていましたよ!
まあ、無事に買えたんですけどね。
……おっと、意外と長くなりそうなので、今日はここまで。
ではではみなさま、ごきげんよう。




