2025.7.31 警報
みなさま、こんにちは。
昨日（2025.7.30）は丸一日、自宅に籠っておりました。
カムチャッカ半島付近で発生した地震が原因で、私が住んでいる地域に津波警報が出されたからです。
当時の状況を、ちょっくら整理してみましょう。
§ § §
朝起きて、優雅な食事（バナナ一本、目覚ましのコーラ）を取ったワタクシ。
すると、突如スマホが大声で喋り出したではありませんか。
これには同居人（※）もびっくりして、半ば成仏しかけていましたよ。
なんぞなんぞと手に取ってみれば、全国に津波警報が出ているではありませんか。
慌ててニュースを確認してみると、私の住んでいる神奈川県には津波注意報（警報の一歩手前）が出ていました。
この段階では、まだ危機意識は薄かったのです。
津波の高さは30cm程度とのこと。海からそこそこ離れているこのアパートまで押し寄せてくるとはとても思えませんでした。
――ところが、だんだん話が大きくなってくる。
午前10時ごろになると、どうやら東海道線が止まっているとの情報がちらほら。
この時点で自宅待機決定です。
私の生活圏内も、いつのまにか津波注意報から津波警報に切り替わっていました。そのせいか、防災サイレンの音がずーっと鳴りやまないのですよ。
いやあ、どうにも落ち着かない。現在の住居に引っ越してきてから、津波警報が出たのは初めてなもので……（大雨洪水警報が出たことはありましたけど）。
それにしても尋常な雰囲気ではありません。気になってチェックしてみたところ、ウチのアパートがある区域に、避難指示が出ているではありませんか。
こりゃいったいどういうことでござるか！？
入居前に不動産屋に提示されたハザードマップでは「津波の心配無し」になっていたではござらぬかッ！？
ふりむけば、同居人がうんうんと頷いています。
ところでお前、こんな真っ昼間から出てきていいのか？
冗談はさておき……。
(どうしよう？ 近所の学校が避難場所になっているけど、ウチが浸水するレベルの津波なら、その学校も間違いなく無事ではいられないのでは？)
そんな不安が頭をよぎります。
けれども、とりあえず、やれるだけのことをしておくほかにありません。
まあ、そんな偉そうなことを言っても――
・家の中で低い位置にある貴重品を棚に上げておく。
・万が一のため、リュックに下着なんかをまとめておく。
できることといえば、せいぜいこの程度。
準備を終え、 あとは避難場所に駆け込むだけ！
……そんなテンションＭＡＸのところで気が付いたのですが、防災サイレンがいつの間にか止んでいます。
あれ？
落ち着いて、もう一度状況を確認してみましょう。
そうしたら、神奈川県の津波警報は津波注意報にランクダウンしていました。
あ、うん、平和になった分には構わないのですけどね。
§ § §
とまあ、海からけっこう距離がある地域ですらこんなバタバタだったわけです。
実際に津波に直面した方々の大変さは、こんなものではなかったでしょう。
みなさまの無事を、心よりお祈り申し上げます。
※……2025.5.4～5.5 事故物件 参照
