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チラシの裏の裏には書けない  作者: 吉田 晶


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2025.7.27 さて、どうしたものか

 さて、どうしたものか。


 PCの画面の前で固まってしまったワタクシ。

 書くべきことが思い浮かばないのであります。


 書くことがないわけではないのですよ。

 ほんとほんと、負け惜しみではありません。


 ただ、それを文章にして公開することに、ためらってしまう理由があるのです。


 例えば――


【読んだ本とか遊んだゲームの話】

 これだったら、いくらでも書くことができるでしょう。しかし……


「PS版ディアブロはver1.05ベースのためシーブス盾が最強装備候補に入る」

「漫画『ゲゲゲの鬼太郎』における『髪さま』と『マンモス殿下』の関係性」


 そんなことを前中後編の三部構成で延々と語られたって、読者のみなさまも困っちゃうのではないでしょうか?


 書いている方はすごく楽しいんですけどね。

 ひとりよがりなんですよね。

 ええ、ええ、わかっておりますとも……(落涙を禁じ得ない)


 それに、こういった趣味については、いつの日かジャンルごとに独立したエッセイ集にしたいなと思っているのですよ。

 だから、できるだけ弾は取っておきたい。

 そうなると、この「チラシの裏の裏には書けない」で取り上げるのは、ちょっとばかり躊躇しちゃうんですよね。


【時事ネタ】

 これだったらネタは無尽蔵じゃないですか、やったぜ!

 ところがどっこい、ノンジャンルなテーマってのは力量を問われます。


 例えば、このエッセイでも何度か取り上げた「米不足」。

 これであれば、自分の体験に落とし込んで記事にすることはできる。


 ただ、政治の話とか、スポーツとか、芸能界のスキャンダルなんかは、付け焼刃の勉強量では扱いきれません。興味が無いことも多いですしね。


 それになにより、吉田サンは品性下劣な人間なんですよ。

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 先日、すごい本を見つけたのです!

『ジャニーさんに愛される息子に育てる法 (アイドルの掟 1) 』


 過去に書かれた書評と「あの事件」以降に書かれた書評を見比べると、その温度差が極端なのがたまらない。


 そういえば昔、ジャ●ーさんと思しき人にスカウトされたことがありまして

                                【以下略】

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 ついつい、こんな方向に話を持っていきたくなっちゃう。

 あぶないあぶない、うかつに手を出すのはやめておいた方がいいでしょう。



【身内ネタ】

 例えば職場や親戚家族の話であれば、これまた山ほどネタはあるのです。

 けれど、こうして文章を書いていることは、ごくごく限られた人を除いてナイショにしておりますので、禁じ手になってしまっているんですよ。

 自分の傷病歴なんかもそうです。けっこう珍しい症例もあって、「●●で救急車を呼んだ件」などは、そうとう面白い話にできる自信があります。

 でも、見る人が見たら「あ、吉田晶ってあの吉田晶じゃん」ってばれちゃいますから……。

 そう考えると、私小説って書くのにすごい勇気がいるよなあ。



【エログロ下ネタ】

 品性下劣ですから、大好きなんですけどね。

 ただ、この「チラシの裏の裏には書けない」は、全年齢対象なんです。

 夕飯時に、家族揃って見ているなんてケースもあるわけでしょう?


 国語の勉強も兼ねて、小学生の長男が読み上げ係を務めたりしているわけです。

 そこでうっふんあっはんどろどろぐちゃぐちゃが出てきたら、食卓が凍り付いてしまうではないですか。


 そんな非道、許されませんよね。




 ――そんなこんなで、書くべきことが見つからなくて、困り果てているのです。

 どうしようかなあ。

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