2025.3.31 トリプルサンダー(前編)
目の前には、青いお空が広がっております。
見下ろせば、みなさまの住んでいる街が、ちいさくちいさく映っております。
そう、ここは、どこかなつかしい雲の上なのでございます。(語り:湾岸署)
湾岸署 :おいーっす。
黒ぶち :おう。
ウクレレ:おう。
ウクレレ:で、なんなんだよ、この状況はさ。
湾岸署 :あー、宿主がさ、
「書くことが無くてどうしょうもないから、間をつないでこい」って。
ぶっちゃけ、ド●フのあのコントだよ。赤と黒と緑のアレ。
ウクレレ:貰えるモン貰えるならやるけど、どうせボランティアでしょ。
いやだよ。やらないよ、こんなの。
湾岸署 :そう言うなよ。
他にまともなやつががいないんだから、しょうがねえんだよ。
ほら、やるぞ、お題はもう考えてあるから――じゃじゃ~ん
【ス●ジオジブリの作品に「つもり」を付けるともの悲しくなる法則】
黒ぶち :あー、えーと、うん?
湾岸署 :わっかんねえかなあ。
たとえば『ルパン三世 カ●オストロの城』って作品があるだろ。
これに、「つもり」を加えて――
『ルパンのつもり三世 カ●オストロの城』
としてみるわけよ。
黒ぶち :なるほどなるほど――
って、気持ちだけ怪盗紳士なのかよ。
それも三代続くとか、どういう家系だよ!?
湾岸署 :なっ、もの悲しい気持ちになっただろ?
雄山(雷):待てっ!! 『カリ城』は、ス●ジオジブリの作品ではないぞっ!!
そんな基本的なこともわきまえていないようでは、お里が知れるな!!
黒ぶち :妙なコスプレしちゃって、だれだよ、アンタ。
雄山(雷):わあっはっはっはっ!!!
こんな企画、参加するまでもない!! いくぞ中川!!
ぶおーん(車が遠ざかる音)
湾岸署 :たとえばだよ、た・と・え・ば!
そもそも、アンタなんかはじめっから呼んでねえよ!
塩まいとけ! 塩ッ!
黒ぶち :おお、こわ。
ホント、宿主の脳内にはロクなやつが住んでないな。
(後編に続く)




