2025.7.5 許されるもの・許されざるもの(やや下ネタ注意)
先日、『魔道探偵ナツメ事務所』のリテイク作業を進めていたときのこと。
1話分が出来上がって、最終チェックをしていたんですね。
そうしたら、吹き出してしまったのです。
「ナツメは耳に両手をあてて見せると、下をぺろりと出して――」
ナツメさんが小言を言われ、しらばっくれるというこのシーン。
おちゃめな彼女を描写したつもりが、とんだ露出狂になってしまった……(泣)
ChatGPTさんに誤字脱字チェックをしてもらったはずなのに、よりにもよってこの重大なミスをスルー。
どう考えたってオイラのナツメさんがこんなところで下ペロするわけなかろうがッ! 女将を呼べッ!! ただでは済まさんぞッ!!!
§ § §
前々から気付いていたのですが、うちのWord、けっこうやらかすんですよ。
例えばですね――
【新入社員→侵入シャイン】
【心配→審配】
こうした変換ミスはしょっちゅう。
ただ、「シャイン」も「審配」も個人的に多用する単語なので、しょうがないかなあという気もします。
むしろ、そのやる気を評価してやりますかね。(偉そうだね)
しかし――
【南東→南投】
なんだそりゃ? と思って調べてみたら、台湾の地名らしいのです。
いままでこんな単語、変換したことは一度もないんですよ。
どうしていきなりこんなことになったのか教えてほしい。
【鉄火巻→摘果蒔き】
これも上と同じパターン。
ちなみに「摘果」というのは、園芸や農業の分野で使われる専門用語だそうで、
「果樹に実った余分な果実を間引く作業」とのこと。
吉田の人生においては、鉄火巻の方がはるかに重要事項なのですが、Wordはそこのところをなかなか理解してくれません。長い付き合いなのに、悲しいね。
……とまあ、ここまではまだ許せるレベル。
で、ここからはギルティです!
そこに居並ぶお前ら、風紀紊乱の咎で打首獄門なのですよ!!
【塩分補給→艶聞補給】
エロスか!? エロスなのか!?
この変換ミスのせいで、私の知性と品格溢れる文章が一気に「スポーツ新聞のアダルト面」みたいになってしまったのです。
責任者は横山まさみち先生に説教してもらってきた方がいい。
【5割引きに→5割ビキニ】
「残りの5割はなんなんだよッ!」
「上だけビキニなのか? あるいは下だけ? それが問題だ……」
青少年にそんな妄想を抱かせる罪深き変換ミス。
とうてい許されるものではありません。
【混然一体→婚前一体】
なんという字面力……そこにはドラマすら感じられます。
「日活ロマン●ルノ」にこんなタイトルありそうですよね。
もはや芸術点をあげたくなるレベル。いいぞもっとやれ。
それにしても、「混然」より「婚前」が先に変換候補に来るって、うちのWordはいったいどうなっているのでしょう……。
――とまあ、こんな具合なのです。
なんだか、あらかた吉田に責任があるような気もいたしますが、Wordにはもっと頑張って変換精度を高めていただきたいですね。
べ……べつに「ネタになるからもっとおもしろいミスしろ」なんて、これっぽっちも思っていなんだからね! 勘違いしないでよね!!
どんどはれ。




