狂おしい程の愛情を君へ
君が見詰める先の景色を
僕も見てみたい、今を共有したい
君が歩ける道の延長線を
僕も見てみたい、先を共有したい
君が笑える日々の中心に
僕も居てみたい、笑顔を共有したい
君が泣ける日々の中心に
僕も居てみたい、涙を共有したい
『一人じゃ生きられない』という生命論を否定したいと君が言うなら
僕はこの生命論を精一杯に肯定したい
『寂しい、という言葉は何故あると思う?』
あぁ、狂おしい程の愛情を君へ
『僕は一人じゃ生きられない』
これは僕が君へ贈る生命論だよ
君が堕ちる底の世界に
僕も行ってみたい、孤独を共有したい
君が沈む底辺の世界に
僕も行ってみたい、その線に僕はなりたい
『人は愛を知って生きる』という生命論を君が解らないと言うなら
僕はこの生命論の意味を君に教えよう
『寂しさを携え、誰かを必要とする為だよ』
あぁ、狂おしい程の愛情を君へ
『孤独を共有する意味とは』
これは僕が君へ贈る問題文だよ
僕達が備え付けた感情全てに意味があるのだろう
僕達が備え付けた愛情全てに意味があるのだろう
『寂しい』と思う感情の意味は『一人で生きない』為だろ
『愛しい』と思う感情の意味は『誰かを必要とする』為だろ
『楽しい』と思う感情の意味は『孤独の存在を知る』為だろ
『嬉しい』と思う感情の意味は『孤独を否定する』為だろ
あぁ、狂おしい程の愛情を君へ
『僕が君を愛する意味とは』
これは僕が生きている生命論だよ
あぁ、狂おしい程の愛情は僕達が生きる原動力だよ
あぁ、狂おしい程の愛情は僕達が定めた生命論だよ