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救いようの無い世界の終わり

今だってライフル持った少年は震えながらも戦っているのだろ?

その事に気づいてるのに君と僕は今何をしているんだ?

「もう死にたい……」と呟いた少女は世界にどんな仕打ちをされたのか

血を失う程の傷じゃないだろ? 屋上から見える景色は案外綺麗だろ?


救いようの無い僕達は死に事を語り

救いようの無い世界で怯えて生きてる


どっかの誰かが死んでも悲しくなんて一つもないんだからさ

君のだって、僕のだって、世界に大切な命じゃないんだろ?

「もう死にたい……」と呟いた少女は絶望を嫌って希望を求めた

絶望が無ければ希望は無いだろ? そんな事説明無しで分かれよ


救いようの無い僕達は繰り返す日常を殺し

救いようの無い世界に唾を吐いて生きてる


戦争が正しいなんて誰が決めたのか、戦争が間違いとは誰も決めてない

君が死ぬのは当たり前なんだから、時と場合はいつでも此処だよ

今だって、明日だって、死ぬ事には何の反論も出来ないだろ

だから、今だって、明日だって、死ぬ時でもない


説明無しで分かれよ


あぁ、言葉にするのが難しい現代の世界

救いようの無い姿を救いたいんだよ……。

あぁ、言葉にしても響かない現代の世界

救いようの無い少女に届けよ


僕のメッセージ


あぁ、汚れた君と汚れた僕が綺麗に光る汚れた世界

あぁ、死にたがりの少女へ、救いようの無い少女へ


届けよ、僕のメッセージ

伝われよ、僕のメッセージ





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