死んだ世界の果て
嫌われた日の夜、引っ掻いた手首
『何やってんだっけ?』自分でも分からない
願い込めた宛無き想い、堕ちてった心
『此処は何処なんだっけ?』答えは見つからない
『信念』という古びたコンパスを持って
歩き回るは、死んだ世界の果て
いつも君が肉眼で眺める景色は
『綺麗』という嘘の洋服を着た
憎むべき果てなのだよ……。
死にたがり達の聖夜、世界の終わり
『今までありがとう』亡くした『全て』に贈ろう
『プライド』という破れてしまった地図を持って
捜し求めるは、死んだ世界への道
いつも君が両耳で聞き取る音楽は
『絶望』という真実の光を知る
奇跡的な『希望』なのだよ!
自殺志願者の女の子が屋上から眺める世界
美しいネオン街だ、素晴らしき大衆文化だ
ほら、スクランブル交差点の大画面から
『いつか君の夢は必ず叶うよ。だから人混みに染まれ』
『世界の終わりは光と共に。だから人混みに染まれ』
いつも君が両耳で聞き取る音楽は
『絶望』という真実の光を知る
奇跡的な『希望』なのだ!
いつも君が肉眼で眺める景色は
『綺麗』という嘘の洋服を着た
愛すべき世界なのだよ……。
真実の光を照らす、死んだ世界の果てなのだよ
奇跡的な希望を鳴らす、死んだ世界の果てなのだよ