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詩[思索]

日々常なるものなど何もなく

作者: 日浦海里

昨日から今日へと繋がる日々(にちじょう)

とても脆くて とても儚い


約束された明日などない

必ず訪れる明日などない


時間は世界に広く(あまね)

平等に流れるものだとしても

一人一人に訪れる「時」は

ある日突然終わることもある


今日を生きている

今日も生きている



今日から明日へと繋げたい時間(にちじょう)

とても脆くて だから愛しい


約束された幸せなどない

必ず訪れる幸せなどない


事象は世界に広く遍く

平等に起き得るのだとしても

一人一人が掴み取る「時」は

偶然と必然の積み重ねによる結果で


今日も生きている

今日も生かされている



ただひたすらに過ぎゆく時間(にちじょう)

とても脆く だけど続いてく


約束された不幸などない

必ず訪れる終わりはあっても


事象は世界に広く遍く

平等に起き得るのだとしても

一人一人が掴み取る「時」は

偶然と必然の積み重ねによる結果で


今日も生きている

今日もまだ生きている



そのことを

恨むことも

羨むことも

願うことも

求むことも


思い描くことだけならば

誰もが叶うものかもしれないが


当たり前と信じた日々(にちじょう)

とても脆くて とても儚い

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― 新着の感想 ―
[一言]  ふと。  なにかのはずみで、ぜんぶあっけなく壊れてしまいそうな予感。  たまにありますよね。  あたりまえにつづくだろうなんて、鈍くなるよりましかも。
[一言]  わかってはいるけれど普段は頭になく。  わかってはいるけれど信じきれず。  でも確実に、皆が知ること。  でも、忘れることで、疑うことで、諦めることで、抗おうとすることで。  その日を生…
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