赤い糸
どうもこんにちは。
この小説は通勤時間や通学時間、ちょっとした暇な時間に読める作品です。これからもこのような作品を投稿していくのでぜひ読んでください!
僕には幼馴染がいる。とても可愛い幼馴染だ。けれど、彼女は束縛がとても強く、付き合っていないのに僕が他の女子と話すことを嫌う。周りは「ラブラブだー!」「夫婦だ!」と言ってくるが、正直僕は彼女のことがあまり好きではなかった。
僕は赤い糸が見える。ある日から突然それが見えるようになった。だから、誰と誰が赤い糸で結ばれているかが分かる。僕は幼馴染と結ばれていた。だから、僕は幼馴染から離れることはできない。これは運命なのだから。
ある日、母とスーパーに買い物に行った。そこで、1人の美少女を見つけた。すごく綺麗で、僕には輝いて見えた。一目惚れした。
次の日、僕の赤い糸は薄くなっていた。特に気にはしなかった。また次の日、僕の赤い糸は無くなっていた。つまり、運命の人が居なくなったのだ。僕は急に幼馴染のことが心配になった。赤い糸が消えたということは、まさか...
僕は急いで学校に行った。そこには、いつもの光景があった。幼馴染もちゃんと居る。その時だった。僕の赤い糸が見えるようになった。けれどその先にいるのは幼馴染ではなかった。
教室のドアが開いて、先生が入って来た。
「今日は転校生を紹介します。入って来てください。」
「あ...」
その転校生には見覚えがあった。スーパーで一目惚れしたあの子だった。そして、僕の赤い糸はあの子と繋がっていた。僕はやっと出会えたのかもしれない。本当の運命の人に。
どうでしたか?少し不思議なお話でしたね。こんな出会いがあったらなー