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迷子日記

作者:西向く侍
 ただ生きるだけなら苦労しない。そんな時代に産まれた「ぼく」の話。
 福祉が進んでも、科学技術が進んでも、いつの時代でも生き方に迷う人はいると思う。
 ぼくも生き方に迷っていた。だけど、問題は切迫していない。ということだった。
 単純労働はアンドロイドが行うし、一部の重要な仕事は他の人がしている。
 ただ生きることだけが仕事。役割もなにもない「ぼく」はどう生きたものか。
 迷子みたいな毎日だった。迷子を脱却しようという物語。
(2万文字程度に収めるつもりです)
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