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魔王は歩く。(改稿版)  作者: 気まぐれみこ
プロローグ
1/27

魔王覚醒

俺はなぜか立っていた。

山らしき斜面のある森である。


わかることは自分が魔王であることと、五感で感じられるもの、それに。


教会をまわれ、という謎の命令。


この三つだけだ。


あたりには樹木が鬱蒼と生い茂り、かすかに隙間から光が降ってくる。

足元にはたくさんの落ち葉があり、暗くて風がなくジメジメしているためか、木の根元には毒々しいキノコが生えている。


さて、何をしよう。


決まっている。

教会を回ることだ。


俺はなんとなくだが、この斜面の上の方に教会がある気がする。

俺は落ち葉を踏みしめながら、上を目指す。


森が開けると周りが一望できた。

やはりここは山だったようだ。

そして、頂上には教会と思わしき建物があった。

なぜ思わしきなのかというと、建物が廃れ寂れていて原型がはっきりしないためだ。


そんなことは気にせず、俺は廃屋の中に入る。

中ももちろん寂れている。

外装と違うところ、それは真ん中に羽の生えた女神像があること。

俺は導かれるように、女神像を触る。

瞬間、頭がフラッとした。

その次になぜここに教会があるのか知りたくなった。

しかし、そのようなことはわからない。


俺は教会巡りの旅に出る。

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