第2話:登校
新キャラ登場
俺が通っている魔法学園は、かなりでかい。
校舎は三つありそれぞれの学年で分かれている。
体育館も二つあったりする。
他にも寮があったり、特別校舎があったりなど、なぜこんなに無駄にでかくて広いのか疑問になってくる。
「遥斗?また考えごと?白髪増えるよ」
校門を前にし、架南が余計なことを喋りやがった。
「いつも言ってるだろ!これは生まれつきだって」
そう、俺はなぜか母さんが黒髪なのにもかかわらず、なぜか白髪なのである。
「そうだったね〜ごめ〜ん」
謝る気なしだなこいつ
「お〜いお前ら仲いいのは分かるけどあと5分で遅刻だぞ」
「マジ?早く教室行かないと」
今話しかけてきたのは桐谷恭介。髪は赤みがかって短め。こいつは中学時代から仲がいいやつだ。
あぁちなみに架南の髪は金髪のセミロングだ。
「遥斗〜おいてくよ〜」
「遥斗急げ」
「わかってる」
俺は慌てて二人の後を追った
まずいなあと5分切ってる…急がないと
生徒玄関に着くと馴染みの顔を見つけた。
「よう凍夜おはよう」
「ああ遥斗おはよう」
こいつの名前は九条凍夜、髪は黒髪のストレートで眼鏡をかけている。そしてこいつは学年でトップクラスの秀才君だ。
「凍夜も遅刻?」
「何言ってんだよ遥斗、僕は今遅刻者の取り締まり中。ちなみに君は遅刻」
「架南と恭介は?」
「ギリギリセーフ、遥斗は僕に話しかけなきゃ遅刻は免れたかもね(笑)」
「そんなぁ…」
神野遥斗、朝から鬱です…はぁ…




