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魔王の予言  作者: 藍那珂コウ
8/9

ep.8 ゲーム世界の因縁 終結

前回のあらすじ:レヴォルシオン編終わったと思ったら、かませ犬的な奴が出てきやがった。 



彼の頭の中には過去に起きた悲しい出来事の記憶が妬みとして変わっていた。その記憶とは・・・


 『カヨコぉぉぉ!!』

彼女の名前を叫ぶ彼、

『ごめんなさい、・・くん。私には好きな人ができたの。だからごめんなさい』

彼女はうつむきながらそう応じた。

『なんであんなやつを・・・なんでだよぉぉぉ!!』

『それは・・・その・・・』

彼の叫びに、曖昧な答えを返す彼女。

『なんじゃなにか!?変なことでもされたのか!??』

『いえ、そんなことじゃなくて・・』

『じゃぁ、なんだよ・・・!答えろよ!!』

『きゃつ!』

じれったくなった彼は、ついに胸倉を掴んで・・・

『もういいよ!好きにしろよ!!』

ビンタをして、部屋から出ていった。彼女は泣き崩れ、ごめんなさいと言い続けた。もう出ていった、告白してくれた彼に向かって・・・。

 そんな記憶を思い出しながら、レヴォルシオンに乗りホーン自治区の敵レヴォルシオンを撃破していく彼。彼の名は、ハルヲ。この一件からナギサを憎み妬んでいるやつである。

「でてこぉい!ナギサぁぁ!」

叫びながら、どんどん街へと向かうハルヲ。するとそこに、さきほどアイン帝国のレヴォルシオン隊を壊滅させたレヴォルシオンが1機舞い降りた。パイロットはナギサである

「ようやく現れたな・・・ナギサぁぁぁ!!!」

ビームブレードを出し突撃する。ナギサは後ろに下がり、ブレードで応戦する。しかし、ブレードはビームブレードに両断される。

「くっ・・・」

「はっ、どうしたぁぁぁぁ!!」

勢いに乗って斬りつけるハルヲ。すれすれでブレードを避けるナギサ。もはや一方的な攻撃になってきた。

「ふふふ・・この恨み・・・貴様をいたぶらなければ落ち着かぬわ!!」

キャラ崩壊はしまくっているがそこは触れないでおこう。そして、この一振りでナギサのレヴォルシオンの右腕を切断した。

「ちぃっ・・・やっぱり第一世代だとこうなるわな・・・・なら、アレを使うかなぁ・・・」

そういって逃げるのを止めたナギサ。

「へっ・・・もうココで終わるぜ・・・貴様はよぉぉぉ」

その隙をついてビームブレードを構えて突撃するハルヲ。

「コード:レーヴェ」

ナギサがそれを発した瞬間、レヴォルシオンの周りから黒い粒子が出た。

「そんなもの見かけ倒し・・・なにぃ!?」

言い終わる前に、ナギサはハルヲの左腕を引きちぎった。そして、

「サヨナラ・・・勘違いしてここまで来たおバカさん」

そう言い、無防備となったコックピットの下を突いた。ハルヲは右手をガードにまわしたが間に合わず

「う、うわぁぁぁぁ!!」

瞬間、レヴォルシオンは動きを停止した。


 第一世代のみにしか使われていないチート装備『コードシステム』を使って見事取り押さえに成功したナギサと、そのチート装備に取り押さえられたハルヲはその場で話し合った。ナギサはその彼女を振ったこと、そしてハルヲのことは何故か知っていたため、そいつともう1回話し合えと言ったことなどなど・・・今回のことを引き起こした原因となった勘違いをすべて正した。そこに、

「あ、あの・・・」

1人の女の人の声が・・

「あ・・・あ、まさか・・・」

「そう、ナディアだよ」

ナディアこそがハルヲが長年愛した女性である。

「なんでここに!?」

「ナギサさんに連絡してもらったからだよ・・・。ごめんねっ」

そういって抱き着いた。抱き着かれたハルヲは、戸惑いながら

「お、俺でいいのか?殴ったんだぞ?」

「いいのよ・・・さっ現実世界に戻りましょ?」

即答である。そして、ナギサに別れと礼を告げて2人してログアウトしていった。1人残されたナギサは

「やれやれ・・・これで一件落着。またゆったりとした現実世界に戻れるぞー」

と、ため息をついた。

 「え!あのレヴォルシオンのパイロットとは顔見知りだったの!?」

軍議室に入って投げかけられた言葉がこれである。もう手伝いなんてしてうやるものか、そう心に決めたナギサであった。今は、いろいろと被害報告をまとめていたところだ。ナギサは思うそこまでリアルにしなくても良かったのに、と。

「まぁ、それは置いといて・・・助かったよナギサくん」

「いえいえ」

にっこりと、ねぎらいの言葉をかけてくれたロイス元帥に笑顔で答えるナギサ。ロイスの横ではムーっとほっぺたを膨らませているカンナ大尉もとより氷室であった。それを横目に

「では、俺は帰らせていただきます」

「うむ。では、カンナも帰るがいい。お前たちはゲームセンターからきているのだろ?」

「では、お言葉に甘えさせて今日はお先に失礼します」

「はーい」

そんなやり取りをすましログアウトする2人。そして、2人仲良く寒い夜を帰ったそうな・・・。

どうも忙しすぎて、猫の他に犬やジェリーのても借りたいとか思ってる藍那珂コウです。寒くなってきましたが、みなさんはどーでしょうか?寒いの好きですか?ですよね、好きですよね。よし、仲間ゲットだぜ(殴


さて、今回の話は因縁ということでその決着をつけました。もう今回は考える気にもならなかったので適当に書いて終わったのはここだけの話ですね(おい)

そんなことよりも、2人は幸せになって良かったですねぇ。もう2人は果たして、恋に落ちるのか!?ありそうで怖いですけどねぇ

ま、それは次回以降をお楽しみにしていてください。


それでは、また月曜日かな?グッバイ



にしても、チート装備とか本家で出してみようかなー(笑)

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