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不完全詩集

変化への自信

作者: 雪傘吹雪
掲載日:2026/01/26

ずっと不安だった。


貴方がこの先の道を進んで行って。


私の知らない姿へと変わっていくことが。


私が好きな貴方は。


時間と共に崩れていくのではないかと。


漠然と思っていた。


怖かった。


未来が怖いのと同じ感覚だと思う。


この恋心は一時的な物に過ぎなくて。


違う方向へと歩んで。


また、どこかで会った時に。


「好き」が出てこなかったら。


恋は苦しいけど。


それはそれで嫌だなって思った。


でもね。


多分それは杞憂だったよ。


貴方の写真を見つけたの。


こんな寸足らずな詩集を書き始めるよりも、もっと前の。


そしたらさ、今と全然違うじゃん。


何というか……雰囲気が。


あれ?私こんな貴方が好きなんだったっけ?


本当にそうなった。


廻る季節に急かされて。


全然気付いていなかった。


想像よりもずっとずうっと。


貴方は変化していた。


成長していた。


変化というのは決して未来に対してのみ使う言葉じゃなかった。


過去も今も、同じくらい変わっていた。


単にそれを見過ごしていたんだ。


だからね、少しだけ自信が付いた。


この先、貴方はどんどん変わっていくんだろう。


けど、私はそれに付いていけるよ、多分。


どんな姿の貴方でも好きでいれると。


そう誇りを持って言える。


そんくらい大好きなんだ。


ちゃんと自覚できたよ。


だから、これからも。


絶対に、愛してる。

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