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短編集[1]

しあわせのパズルピース

作者: 紡 獅兎

お待たせ致しました。

短編小説です。

パズルというのは、どこか人生に似ている気がする。

1つ1つのピースがその人の生きてきた道の記録、

と言うと分かりやすいだろうか。


生まれたばかりは、簡単なパズルしか出来ない。

そこから少しずつ成長して、出来ることが増えていく。


その途中、壁にぶつかったり、努力したり、泣いたり、

笑ったりしながら人生を歩んでいくだろう?


その経験を活かして次々と新しいパズルに挑戦する。

なんて素敵なことなんだろうと貴方は思わないか?


最初は手助けしなければできなかったことも、

途中から自分で出来るようになっていくんだから。

でも、

たまには助けて貰って出来るパズルもあるけれど。



1つのパズルを完成させると、周りは賞賛するけれど、

完成に至るまでの経過は誰も興味がないだろう?

それは、悲しいことだろうなと思うよ。


「あれをしなさい」「これをしなければならない」


なんて世間は言うのに、

結果しか見てくれないのだから。


自分は何の為に頑張っているのか、

分からなくなってしまうよな。


パズルの完成度や数で評価されてしまうのは、

「どうなのだろう?」と思うんだ。


パズルを完成させることが偉い。

パズルを多く完成させないと認めてもらえない。


そんな世の中って、可笑しいと貴方は思わないか?


パズルを完成させたくても難しい人たち。

どうやったらパズルが完成できるかわからない人たち。

そもそもパズルが見つけられない人たち。

上手くピースを合わせられない人たち。


その人たちは一生懸命に頑張っているのに、

世の中はその人たちを排除しようとする。

可笑しいとは思わないか?

みんな、同じ人間なのに。


パズルを完成させることが、しあわせに繋がるのか?

しあわせは、パズルを完成させなくても得られる。

ピースを見つけられなくても、パズルはある。

その人たちなりの、しあわせがきっとある。


人それぞれ、しあわせのパズルピースを見つけていく。

その人たちが笑っているなら、しあわせなら、良い。


自分だけの

「しあわせのパズルピース」を見つけて欲しい。

読んでいただき、ありがとうございました。

拙い文章ですが、暇つぶしになれば幸いです。

ではまた、次の更新でお会いしましょう。

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