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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

根性とチキン

作者: 石川 瑠佳

 チキンは腰抜け。

 何十年か昔のアメリカ映画でそう表現をされていた。実際に外国で言ったら凄く怒られるんだろうな。


 これは私が聞いた、話。


 根性とチキンが魔王を倒しに行った。

 二人はそれぞれ、国の国王から勇者に選ばれたのだ。

 根性はある出来事がきっかけで魔王の幹部に、なってしまっていた。

 チキンが魔王を倒す。

 そのチキンを根性が倒す。

 新たな魔王が根性を倒す。

 チキンが魔王を倒す。


 だから、チキンは勇気をもってなくはない。発揮出来るかどうかであって。

 じゃあ、根性がキーパーソンになるかなここは。

 と、なると魔王の人格が重要か、結局のところ?

 だけど、やっぱそこの国に住んでいる民衆の意識が大事か完全に本当は。改善にはしっかりとした意志の住民が必要だね。



                       終


終わってみれば、それはこういう結果だよ。

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