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ネガイゴト  作者: 夜ノソラ
1/1

目的の旅

皆さんどうもこんにちはこんばんは!

夜ノソラと言う者でございます!

書いた主は中学生なので……至らぬ部分があるかも知れないですね(汗)

これを書いたきっかけは完全に気分ですね

_( '-' _)⌒)_ヌーン

では!ここで読み止めさせても悪いですし!

どうぞ!行ってらっしゃい!

(1)終わりと始まりの予感




自分は一体何が出来るんだろう……


自分は……何かを成し遂げられる様な人間何だろうか……


自分は……


ブンッ!


ガツンっ!と、そんな鈍い音が響いた。


頭が痛い……


頭を何かで叩かれたのだろう。


「痛っ……!」


先生「おい、雨宮…お前、また居眠りか?

そんなに授業が退屈なら家に帰るか代わりに授業をして欲しい物だね」


クスクスと、クラスの皆が俺の方を見て笑っている。


「……」


正直、腹が立ちそうになった。


肩をさすって起こしてくれればいい物を、何故叩いて

起こす必要があるのだろうか。


この脳筋が……


「ハァ……馬鹿馬鹿しぃ……」


先生「何だ?もう1回言ってみなさい。」


「馬鹿馬鹿しぃって言ったんですよ。」


「もう帰ります。」


先生「おい!何勝手な事を言ってるんだ!」


(何だよ……帰れって言ったのはそっちの方だろ……)


俺はお前がそう言ったんだぞと言わんばかりに、

先生の方を見ながら席を立った。


クラスがザワついている。


「んじゃ、そういう事で…」


先生「こら!待ちなさい!」


俺は先生の話を聞こうともせずに。


「じゃ、また今度」


そう言って、俺は勢い良く教室のドアをバンッ!と閉めて、教室を後にした。


(帰ったら何をしよう……)


俺はそのまま靴箱で靴を履き替えて帰路を辿った


(見慣れた景色……変わり映えのしない日常……

ホント……つくづくゲームやアニメの世界がどんなに非現実的なのかがよく分かる……)


そんなつまらない事を考えていたら……家に着いていた。


キィ……バタン


家のドアを閉める音が家中に響いた。


「ただいま…って……こんな早く帰宅したんだ……誰も居ないか……というか……こんな早く帰宅しなくても……誰も居ないしな……」


俺の両親は、俺が中3の時に頃に突然金だけ残して

消えてしまった……


でも不思議と悲しいやら寂しい等の感情は無い。


「何処行ったんだろうなぁ……」


そもそも……この世に居るのかもさえ分からない……

所謂消息不明という奴なのだろうか……


まぁ……今となってはどうでもいい事だ……


「……眠いな…」


俺はそんな事を考えながら、リビングのソファーに

横たわった。


そして転んで目を閉じていると……急に睡魔が俺を襲った


…………………………………………て


………………たすけて……


…………………………………………



「ん……」


何か不思議な夢を見た気がした……


あの聞こえた女の人の声は何だったんだろう……


「たすけて……あれにはどんな意味があるんだ……?」


頭の中で色んな思考を巡らせていたが……結局結論には辿り付かなかった……


「気味が悪いな……」


そんな事を思いながら……スマホで時間を見ていた


「10時半……結構寝てたんだな……」


(家に帰って来たのが午後1時26分位……9時間寝てたのか……)


家に帰ってから……何も食べていない…

食べたのは朝食のヨーグルト位だ……


俺の腹が早く食事を取れと言わんばかりに鳴っている


(冷蔵庫に食材ってあったっけ……?)


俺はおもむろに冷蔵庫に何か無いか探した


(食材やら調味料やら……何もねぇじゃん……)


「あっ……食パンが残ってるな……」


(一応パンの賞味期限見とこ……)


「……はぁ……?」


今空腹の俺を嘲笑うかのように、そのパンは賞味期限どころか、消費期限すら切れていた。


「腹減ったし……コンビニに何か買いに行くか……」


俺は渋々財布を握り締めて家を出た。


暗い夜道を街灯の薄明かりが照らしている。


いつもの見慣れた景色を横目に、足早にコンビニへ

向かった。





いらっしゃいませー!


コンビニに入店すると共に、そんな声が俺の鼓膜を

叩いた。


(さて、何食べようかな……)


時間も時間であるため……軽い物にしよう……


そして、俺は小腹満たしのために、惣菜パンを2つ、

飲み物を1つ持ってレジに向かった……


店員「合計、463円になります!」


俺は、ピッタリ料金を出し、商品を受け取った。


店員「ありがとうございましたー!」


そんな言葉を聞き流しながら、俺はコンビニを出た。


(帰ったら飯食って寝よ……)


そんな事を考えていた時だった。


ファーーーーーー!!!!


右の方向から強烈な車のクラクションの音が俺の鼓膜を殴打した。


「…………ッ!」


あまりの事に驚いてしまい。体が言う事を聞かなかった。


(クソッ……動けよ!)


俺の目の前まで車が来ていた。


そして。


ドガンッ……という重く、鈍い音と共に、俺の身体が地面に転がった。


(体が思いどうりに動かない……体中が痛い……そして熱い……)


目だけは何とか動かせたので……周りを見渡した……


そして周りには俺の血が飛散していた……


……けて……


…………たすけて……


(またあの声だ……)


今度の声は、あの不気味な夢の時とは、比べ物にならないくらいハッキリと聞こえた。


(嗚呼……俺……死ぬんだ……)


そんな事を瞬時に悟った。


(今思い返して見れば……俺の人生ってクソな人生だったなぁ……)


(何かを初めて見ても……長続きせずに直ぐに挫折して辞めてしまった。)


(俺には一体何が出来るんだろう……)


(俺は一体何を成し遂げられるのだろう……)


(俺のネガイゴトが叶うなら……)


俺は最後にこんな事を願った


(次の人生があるとしたら、)


そんな事起こり得る訳無いと分かっていながら。


(アニメやゲームの世界みたいな。非日常が味わえる世界に生まれたいなぁ……)


そんな事を考えていたら……意識が朦朧としてきた……


そして、


意識は深い深い闇の中に落ちて行った……











……………………………………


「ん……」


目が覚めた、まるで悪い夢を見ていたかのように。


(俺って死んだはずじゃ……?)


不思議と体がどこも痛くない……何なら体調は良いぐらいだ……


俺は当たりを見渡した……


「……っ!?」


俺は路地裏にいた。


知らない建造物、知らない景色。


「ここって……何処だよ……?」


ネガイゴト(1)終わりと始まりの予感、終わり

どもさん!作者の夜ノソラです!

ネガイゴトを最後まで見てくれてありがとう!

てかさ……無気力男子って良くないですか?

良いよね……うんうん分かる分かる……(?)

ということで!ネガイゴト(1)終わりと始まりの予感

どうだったかな?つまんなかったらすまん(白目)

では!次回にご期待を〜(尸*`フ´)尸゛

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