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爆縮と体温の機知(8)

物持ち

物持ちが良いってことは

出してきて

いつでも使えるということだ

しっかりと保管してあるのだから

物持ちが良いと言える

長い間

それを家の何処かに

置いているだけでは

物持ちが良いとは言えない

そこを履き違えているから

物持ちが良い人が多い


一つの単純な言葉ですら

簡単には出来ないのに

それを軽く口に出来るのは

何故だろうか

まるで意味が無いような

置いておけばいいだけの言葉達が

現代人の有耶無耶さと

よくマッチして

本来の意味を壊していく

学が無い者達が

それを真似していく


きっと僕も間違えている

本当のことを決められるように

準備されていた言葉達は

泣いているのかもしれない

難しいことは分からないから

失敗しても良いが出来たなら

失敗しながら覚えて行けば良いのに

何処か

めちゃくちゃにしたい人が

世の中には居るらしい


変わっていく文化は

高みで変わって行く物だ

自堕落な物と高貴な物を

混ぜ合わせるのが文化の高みなのだ

繋ぎ合わせて

何処かに見えない種があったり

何かで復活したり

大きな形になったりするものだ

平凡なファストフードみたいな文化を

これでいいだろうとするのは

高みでは無い

単純な物を残したところで

浪漫を感じないのである




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