赤眼のブランカー2
最近全然書けてないので今更完成です
???「この戦争の理由?」
リリー「はい、この戦争は元々はゴッドゼクスが生み出したモノだと言われています」
ゴッドゼクス。それはこのクソッタレな世界を創り出した張本人でもある。
リリー「そしてゴッドゼクスは我々8つの生物を生み出し、世界をひっくり返す程の力を持つ聖杯を生み、我々にそれを勝ち取らせようとしているのです」
???「何故?」
リリー「さぁ……神々の遊び……と昔から伝えられています」
???「で、リリーの叶えたい夢があるから俺を訪ねてきたんだよな?それは何だ?」
リリー「それは、ブランカーの解放と世界平和です」
男はブランカーの解放と聞き目を丸くした。それもそうだ、この世界にブランカーを救おうとする人間がいる訳が無いと思っていたからだ。
???「それで?俺の力を借りてその聖杯とやらを貰おうって訳か」
リリー「はい。貴方の他にもブランカーを持つ者が私の国には数人おり、今も戦いを続けています」
???「…………アンタの話に乗ってみるのも悪くは無いかな」
男は少し笑いリリーに握手を求めた。
???「俺もこのままただ死を待つくらいだったらリリーの話に乗ってみようと思う。リリーの願う夢が本物ならな」
それを聞いたリリーは目を輝かやかせ、強く男の手を両手で握り締めた。
リリー「勿論です!是非宜しくお願いします!」
そしてリリーはふと思い出したように男に尋ねた。
リリー「まだ名前を伺っていませんでしたね」
???「俺か?俺の名は」
鏡夜「鏡夜……緋龍鏡夜だ」
そう言うと緋龍は腰に付けた刀に手を置いた。
鏡夜「このクソッタレな世界を俺達ブランカーで作り直せるのなら、まだ俺の命捨てたもんじゃねぇな」
緋龍は彼女に微笑み、それに応じるように彼女は軽く頭を下げた。
リリー「では、王宮に向かいましょう。貴方の仲間が貴方を待っています」
そうすると2人は暗い森の中を後にし王宮へと向かうのであった。
???「………………赤眼の……ブランカー……」
To be continued……
今後はもう少し早く書けるようになりたいです。(小並感)