イスラエル産アメリカンミサイル
恐ろしい話だが、アメリカのトランプ大統領がイスラエルの首都をエルサレムにする事を公式に認め、大使館を移転すると発表した。
エルサレムはユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地があるとされる非常に危険な地域だ。何故危険かというと、宗教の本懐は同じ価値観を持った人間による世界、早い話『世界征服』にある。エルサレムは言うなれば世界征服宣言発祥の地である。歴史を見れば馬鹿でも分かるが、宗教は争いの根源である。平和の象徴では決してない。イスラエル自体、イスラム教の国のど真ん中に無理やりユダヤ人が作った国である。三千年前にギリシャを追い出されたユダヤ人は、途中、キリスト教徒から嫌われたり、ドイツのホロコーストにあったりもしたが、持って生まれたズル賢さとど根性で国を持たずとも成功と富を得てきた。ところが人の国のど真ん中に国を作ったもんだから、人から頼まれたら嫌とも言えないイスラム教徒も怒る訳である。
最初は娘婿もユダヤ人だし、経済界もユダヤ系で牛耳られているので、機嫌を取っているのかな? と思われたトランプ。どうも一線を超えた気がする。
アメリカも北朝鮮など意に介しないだろうが、イスラエル問題に関しては大事に違いない。さすが軍事力世界一である。テロぐらい屁でもないのだろう。関係ないのに迎撃ミサイルを言い値で買おうとしている極東の国とはえらい違いである。
戦争の度に太る危険な国とは距離を置いて、隣国の中国やロシアと策を練った方が賢いと思うが。