EP.9 魔槍ってめっちゃ厨二臭くね?
ふぅーーぁああ。
満腹満腹。
いやーまさか、狼がこんなにもおいしいなんて。
もうこれから先狼だけで生きていこうかな?
て思うくらいにうまい。
ただ焼いただけ。
しかしこの焼くという行為だけでここまでうまくなるとは!
人間の最大の発明といってもよかろう。
とか言ってみる。
さて満腹にもなったことだし、ここで疑問点を一つ。
さっき火魔法についてみたときに、魔法初同時にスキルが助けてくれる~、とか何とか言ってた気がする。
どういうことだ?
あともう一つ。
魔法の属性は6種類。
火、水、土、風、闇、光だった。
じゃあ最初に使った魔弾は何の属性だったのだろう?
イヤー魔法は強いけど、結構不思議なところがあるよね。
ホントならあんまり気にしなくてもいい事なんだろうけど、
なんせ私は超技術大国日本生まれですから。
ものごとを科学的に分析したいのだよ!
…何言ってんだろ。
ま、まあいいとしよう。
火魔法だ。
まずはこいつから。
システムで火魔法について調べる。
《火魔法:火属性の魔法を使うことができるようになる。
レベルが上がると使える魔法が増える。
レベルが一定になると進化し、炎属性の魔法が使える。
LV.1 火弾》
ウェー!
レベルが上がると違う技が使えると!?
今は弾しか使えないけど、後々もっと強いのが使えると?
やばい!強いぞー!
頑張って次のレベルまで上げよー!
とそこはまた後で。
あのノーマル魔弾は何属性?
6種類の中だと光に近いのかな?
とりあえず検索。
《魔弾:魔力の塊。
それぞれの属性の弾と、無の弾の7種類で発動可能。
ほかにも魔槍などが使える。》
だそうだ。
ということは、最初に使った魔弾は無の属性、つまり何の属性でもないってことか。
予想、当たってたわ。
そんでもって魔槍とな。
魔弾だけじゃないんだー。
とりあえず検索。
システムマジ便利。
《魔槍:魔力の槍。
魔力を槍の形にして射出できる。
魔槍のレクチャーを行います。
魔槍は魔弾と同じく魔力を練ることで使うことができます。
(無の属性は手動で。
6属性の魔法はスキルがあり、レベルも満たしていれば頭で念じるだけで発動が可。
ただし威力は減少。手動でも発動可能。)
魔力を棒状に練り上げ先端を鋭く整えます。
あとは魔弾と同じようにすれば使えます。》
おーい。最後結構適当やん。
まあいいけど。
魔弾と一緒。ということは練る魔力によって威力、スピードが変わると。
あともう一つ大きな収穫物。
スキルがあれば自動発動と。
でも威力減衰かー。
マジでピンチんときとか、相手にとって有利な状況とか以外は弱いしやめたほうがいいな。
マジでシステム最高だわー。
よし魔法についてもかなり分かってきたぞ!!
もう何でもこいや!
シャー。
…フラグダメ。ゼッタイ。