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EP.8 火魔法

《熟練度が一定に達しました。

 スキル「持久」がLV.3になりました。》


《熟練度が一定に達しました。

 スキル「神速」がLV.2になりました。》


おー!!

走り続けたらレベルが上がった。

しかも2つとも。

スキルを使い続けたらレベルが上がるのか。

という事は、魔力操作もずっとやってたら上がるんじゃね?

魔力感知、操作はまだレベルが1だから早く上げないと。

そんで狼を撃退して2時間程度たった。

この世界に来てからはかなり立ってるけど、まだまともに何も食べてない。

水で紛らわしてきたけどもうそれもかなり限界。

と、いうわけで。

目の前にある狼たちを食べたいと思います!

しかーし。ここで問題が一つ。

私人間。生肉なんて食べられないよ。

肉は焼かなきゃ食べられないよ。

でも焼くために必要なものがありません。

え?何かって?

…火。

火がないんです。

火とかどうやって起こすの?

私そんなこと知らないんだけど?

そこで、私が考えたことは、炎属性の魔法を使うこと!

炎属性の魔法が使えれば火も起こせるはず!

狼たちを屠った魔法、「魔弾」はたぶん無属性なんだよ。

元の魔力が白っぽかったからね。

属性なんてないんだよ。たぶん。

そういうわけなので、魔法に属性を追加する方法をシステムさんに教えていただこう!


《魔法属性:魔法には、「火」「水」「土」「風」「闇」「光」の6属性がある。

      それぞれスキルを取ることによって、スキルの手助けでその属性の

      魔法を使うことができる(スキルLVが一定になると進化する。)》


へーかなり種類があるんだね。

スキルを取ることで手助けしてもらって魔法が使えるってどういうことなんだろ?

まあとりあえず火魔法取ってみるか。


《スキル「火属性魔法」を獲得しました》


早速使ってみよう!

魔法感知を発動。

次に火魔法スキル発動。

すると、今まで見えていた白い魔力のほかに赤い魔力も見えるようになった。

それを魔弾と同じ要領で練っていく。

熱いなー。近くで練るから熱い。

それを池に向かってゆっくり放つ。

すげー完璧に火の弾だ。

なんか一気に魔法使いっぽくなったな。

よし早速狼を焼いていこう!




んー焼いてるとき暇やな。

よし。ステータスでも見とくか。


《ステータス 

 転移者 桜木美花さくらぎみはな LV.2

 HP:300/350

 MP:125/350

 SP:230/350

 平均攻撃力:120

 平均防御力:60

 魔法攻撃力:300

 魔法抵抗力:100

 スピード :1800

 運動体力 :200



 スキル

 「魔力感知 LV.1」「魔力操作 LV.1」「腕力強化 LV.1」「神速 LV.2」「持久 LV.3」

 「火属性魔法 LV.1」

 

 称号

 「転移者」:効果 転移者に与えられる称号

          1つスキルがもらえる       

 スキルポイント

 9800


相変わらず強いな。

LV.が上がったからか基礎能力も伸びてる。

スピードおかしいでしょ。

それとは別に、超絶気になることが。

システムを使いすぎてレベルが上がったからなのか知らないけど、

まず名前。もろ私の名前じゃん。

衝撃のカミングアウト。

とともに、うれしさもこみ上げる。

地球に生きてた頃の名前。

それはつまり私が私自身であること。

よかった。生きててよかった。

名前に「転移者」ってあるから、私以外にも転移した人がいてもおかしくない。

まあたぶんみんなきれいな町とかにいるんだろうね今頃は!

私だけでしょうねぇー。砂漠にいるの。

あー。だんだん腹が立ってきた。

狼ども。死んだ後も悪いんだが、私の腹立たしさをお前らにぶつける!


イタダキマス!!!!!!

ステータス表記に、名前とレベルがあります。

システムもレベルアップするんですねw

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