EP.42 食べ物を求めて
フィー…。
ッアー疲れた。
ダンジョンで一夜過ごすとしんどいな。
あー、転移者探しせずに宿で寝たい…。
まずは街に戻ってからか。
ま、転移できるから楽だけど。
この世界で転移使えるのってそんなにいないんだよねー。
ゲームとかだとゲート通れば転移みたいなことができるけど、ここではできないから大変だよね。
隣の町に移動するのに1週間とか普通だし。
そう考えると私はかなりチートなんだなって。
…いやまぁ、最初から分かってたけど。
使える物は使っていくスタイルで行こう。
転移!
おし。
まずはご飯だ。
ネイチャルはどうすっかなー。
…彗さんとかに預けよ。
でもお腹へって死にそうだから早くご飯が食べたい!
うぅ~、どうすれば。
…あ、影分身使えばええやん。
影分身!
「よろしく頼むぞ私二号!」
【了解一号!あとで私にもご飯おごれよ。】
「ん、了解。」
【んじゃ行きます!転移。】
…あいつしゃべれんのか。
そんなことよりご飯だー!
どこで食べようかな。
ぶらぶら歩きながら探すかな。
~10分後~
んー。あんまりお店ないなー。
日本食が恋しいぜ…。
特に寿司が食べたい。
でもこの世界は生の魚は食べないからなー。
おいしいのにもったいないよね。
さてさてどこかおいしそうなものが食べれる場所は…。
あった。
しかも暖簾がかかってる…!
日本食のお店だー!