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EP.24 女神が降臨してきたんだが?

…ん?

イテテ。

私なんでこんなところに寝てんだ?

…あっ。

そうか、なんかシステムの声が聞こえたと思ったら、急に意識が遠のいて、倒れたんだったな。

んー。

確か原因はスキルを手にしたからだよな。

でもなんのスキルだったかなー?

全然思い出せない。

まあとりあえずステータス見れば何かわかるでしょ。


《ステータス 

 転移者 桜木美花 LV.30

 HP:12000/12000

 MP:100000/100000

 SP:8800/10000

 平均攻撃力:12000

 平均防御力:8000

 魔法攻撃力:99999

 魔法抵抗力:99999

 スピード :22000

 運動体力 :7000



 スキル

 「究極の魔導士」「腕力大強化 LV.5」

 「神速 LV.MAX」「持久 LV.4」「防御力強化 LV.5」「気力結界 LV.MAX」

 「HP超回復 LV.MAX」「MP超回復LV.MAX」「SP超回復 LV.MAX」

 「外道魔法 LV.MAX」「火炎魔法 LV.MAX」「火魔法 LV.MAX」「獄炎魔法 LV.MAX」

 「水魔法 LV.MAX」「水流魔法 LV.MAX」「破流魔法 LV.MAX」「風魔法 LV.MAX」

 「暴風魔法 LV.MAX」「嵐天魔法 LV.MAX」「毒魔法 LV.MAX」「猛毒魔法 LV.MAX」

 「土魔法 LV.MAX」「大地魔法 LV.MAX」「地裂魔法 LV.MAX」「雷魔法 LV.MAX」

 「光魔法 LV.MAX」「聖光魔法 LV.MAX」「影魔法 LV.MAX」「闇魔法 LV.MAX」

 「暗黒魔法 LV.MAX」「治癒魔法 LV.MAX」「空間魔法 LV.MAX」「地獄魔法 LV.MAX」

 「深淵魔法LV.MAX」

 「大魔力撃」「気力大強化」

 「短剣の使い手LV.5」「隠密LV.5」

 「アクロバットLV.5」「近距離高速移動 LV.MAX」「鑑定 LV.5」


 称号

 「転移者」:効果 転移者に与えられる称号

          1つスキルがもらえる  

 「魔導士」:効果 魔法を多く使ったものに与えられる称号

          近距離高速移動がもらえる   

 「地獄の鬼」:地獄の強さを持つものに与えられる。

 スキルポイント

  10000      》


ホワァァァァァァァイ!!??

なん、なんですかこれは!?

魔法系の値がおかしいでしょ!?

MPの上限がカンスト値をこえてるし!

究極の魔導士、貴様なのか!?

とりあえずシステムカモーン!!!


《究極の魔導士:転移者 桜木美花の持つスキル。

        魔法関連のステータスとスキルをカンストさせる。

        普通では獲得できないオリジナルスキル。

        全ての属性魔法と、地獄魔法、深淵魔法が追加される。》


なんとーーーーーーーーー!?

魔法関連カンストって、ええええ!?

ええのかそれで!?

やばい強すぎる!

もうこれで敵なしだ!

なんでもかかってこいやー!!


(ふふ、喜んでもらって何よりです。)


ん?

なんか聞こえた気がする。

気のせい?


(気のせいではありませんよ。)


あっそうなんだ。

って、私の心の声丸聞こえ!?


(はい。)


うそーん。

あんた何物やねん。


(私は女神、ウリエルと申します。

 この度あなたを通常の輪廻からこちらの世界へと導いたものです。)


ホワイ?

なぜこっちの世界に私たちを飛ばしたの?


(それはあなたたちがもう知っているでしょう?)


…あー。魔王ね。


(そういうことです。あの方はいくらなんでも強くなりすぎた。

それを阻止する為にモンスターやダンジョンを作ってこの世界の住民のレベルを上げ対処してもらおうとしました…。

しかし、彼女の強さは異次元です。

誰も止めることができません。

いつ暴走をするかわからない状態でしたので、なるべく早い段階から力を持った方々を呼び寄せ、

 暴走を止めてもらおうと思ったのですが、こんなに早く暴走するとは思いませんでした。

 本当にすいません。)


ああそういうこと。

それなら大丈夫だよ。


(しかしながら、自分の失敗は自分で始末しなければなりません。

 そう思い、転移者全員にもう1つユニークスキルを配ることにしたのです。)


それで私には究極の魔導士か。

なんにせよこれで魔王に勝つ兆しが見えたってとこかな。


(それでよいのです。早速なのですがその力を使い、全ての転移者を集めて魔王盗伐の準備を進めてください。)


いいけど、私どこに誰がいるかなんて知らないよ?


(それは大丈夫です。あなた以外の転移者には事情を説明してあります。

 ので、あなたは空間魔法の転移をつかって集めてもらいます。

 場所はあなたのシステム上の地図をアップグレードさせてもらい、転移者が

 見れるようになってます。                       )


アー確かにそんなスキルがあるね。

オッケ。了解しました女神様。


(よろしく頼みます。)


あっ!今まで聞きたかったこと聞いていい?


(ええ、なんでも。)


この世界に来たのは魔王を倒して世界救うっていうのはいいんだけども、最初来た時、何で砂漠に飛ばしたの?町とかでもよかったのに。


(グ…、そこをいきなりですか。

 簡単に言うと、転移を魔王に悟られて妨害されてしまったのです。

 ので、街には飛ばすことができませんでした。

 あなたのような人が前にも何人かいたので、魔王は私の魔法をも見破れるようです。

 ちなみに最初あなたが地球にいるときに狼が転移したでしょう?

 あれも魔王の仕業です。阻止しようとしたのですが、あなたを転移させるための術式が難しい為、

 阻止できませんでした。)


つまり、あと少し術式が遅ければ死んでたと。

神様なのにそこは一発でとか無理なの?


(はい。地球とここの星では物凄く離れてますからね。

 いくら私が神だといっても難しいです。)


そうなんだ。

ま、私も転移するとき少し時間かかるし、そんだけ離れてたら大変だよね。

まあそれよりも惹かれるのは魔王の強さだな。

敵ながら惚れ惚れするは。

…私がこの世界に来ることが分かってそうしたならかなりのやり手だ。

力だけじゃなくて頭脳も上だなんて…。

畜生目!

まあ最初から知ってたけど。

ねー神様。

あと一つ聞いてもいい?


(はい。)


システム最初使うとき、インストールがなんちゃら言ってたと思うんだけど何で?


(あれは、もともとシステムを持たない皆さんだったので私がインストールできるようにしておきました。この世界の人々は生まれた時からシステムを身に宿して生まれてきます。

しかしながら転移者の皆さんにはありませんでしたので付けさせてもらいました。

何も覚悟してない状態でインストールするとかなりの負担がかかるので、この世界の事を知りたいと思ったときにインストールされるようにしておきました。)


なるほど。よく考えてあるのね。

めんどくさいけど。



さて、そっそく動き始めよう。

まずは彗さんからだな。

長い冒険になりそうだ。



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