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EP.21 魔王の力

え?

魔王?

魔王って言ったよね。

つまり、あれが魔王。

でも私よりも小さいんだけど。

小学生くらいだと思うんだけど。

でもこの破壊力。

もし、もしそれが本当だとしたら。

…いや。考えるのはやめだ。

今はこの状況を打破しよう。

何か手はないかな?

「まさか、言い伝えが本当だったなんて。」

そっか。

この前彗さんが言ってたな。

魔王が出てくるかもって話。

ということはあれがホントの魔王なんだな。

くそ。

相手のステータスがわからん。

あれのが見えたらいいのに。


《スキル「鑑定」が500ポイントで取得可能です。

 取得しますか?》


お!

鑑定か。

いいねこれであいつのステータスが見えるんじゃないかい?

とりあえず取得。


《スキル「鑑定」を取得しました》


よしよし。

鑑定発動!


驚愕のステータスが浮かび上がる。


《ステータス 

 魔王 サナ・エデン LV.489

 HP:90000/90000 +99999

 MP:95000/95000 +99999

 SP:99999/99999 +99999

 平均攻撃力:120000

 平均防御力:300000

 魔法攻撃力:160000

 魔法抵抗力:200000

 スピード :500000

 運動体力 :1200000



 スキル

 「魔力大感知 LV.MAX」「魔力超精密操作 LV.MAX」「MP消費大緩和LV.MAX」

 「魔法攻撃大強化 LV.MAX」

 「韋駄天 LV.MAX」「堅牢 LV.MAX」「剛腕 LV.MAX」「活力 LV.MAX」

 「痛覚無効」「外道無効」「振動無効」「状態異常無効」「火炎無効」「水力無効」「雷撃無効」

 「重力無効」「流血無効」「威圧」「光無効」

 「硬直」「血液凝結」

 「刺突大軽減LV.9」「斬撃軽減 LV.3」「怪我大耐性 LV.4」

 「HP超回復 LV.MAX」「MP高速回復LV.5」「SP回復 LV.8」

 「破壊大強化 LV.MAX」「衝撃大強化 LV.MAX」「状態異常攻撃大強化 LV.MAX」

 「毒攻撃大強化 LV.MAX」「麻痺攻撃大強化 LV.MAX」「斬撃超強化 LV.MAX」「魔法超強化」

 「神龍力 LV.MAX」「神龍結界 LV.MAX」「龍気力激 LV.MAX」「全力闘志」

 「念力 LV.MAX」「投擲 LV.MAX」「射出 LV.MAX」「空間機動 LV.MAX」「千里眼」

 「集中 LV.MAX」「連携 LV.MAX」「思考超加速 LV.MAX」「隠蔽 LV.MAX」「無臭」「無音」

 「鑑定 LV.MAX」「探知 LV.MAX」「暗視 LV.MAX」「火事場の気力」「大魔力撃」「気力大強化」

 「外道魔法 LV.MAX」「火炎魔法 LV.MAX」「火魔法 LV.MAX」「水魔法 LV.MAX」

 「水流魔法 LV.MAX」「風魔法 LV.MAX」「暴風魔法 LV.MAX」「嵐天魔法 LV.MAX」

 「土魔法 LV.MAX」「大地魔法 LV.MAX」「地裂魔法 LV.MAX」「雷魔法 LV.MAX」

 「光魔法 LV.MAX」「聖光魔法 LV.MAX」「影魔法 LV.MAX」「闇魔法 LV.MAX」

 「暗黒魔法 LV.MAX」「治癒魔法 LV.MAX」「空間魔法 LV.4」「地獄魔法 LV.MAX」

 「暴食」「激怒」「大魔王」「世界の覇者」


 称号

 殺戮者:たくさんの生物を殺した者に与えられる。

 地獄の鬼:地獄の強さを持つ喪に与えられる。

 魔導士:魔法を超越したものに与えられる・

 人族の敵:人族の敵に与えられる。

 恐怖を与えるもの:恐怖をつかさどるものに与えられる。

 世界の覇者:世界をつかさどるもの。

 暴食:すべてを食らうものに与えられる。

               

 スキルポイント

 140000      》


驚愕、の一言だ。



勝てるわけがない。

「逃げましょう。美咲さん。」

なんと彗さんも鑑定をしていたらしい。

あの勇者然とした顔が青白くなっている。

彗さんでも勝てない、ということか。

あんな化け物倒せる人がいるのかすらも疑問だが。

「はい。」

「悔しいですが、今戦っても死ぬだけです。今は逃げましょう。リル!サラ!アン!行くぞ!」

「「「「はい!」」」

おおう。

この前彗さんの後ろにいた女の子たちじゃないか。

いつの間に来たんだ。

てか存在忘れてた。

まあ今はそんなことはどうだっていい。

…かわいそうだがスマン。

今はどうやっても魔王には勝てない。

ただ逃げるだけだ。

ホントに悔しい。

今魔まで救世主だ何だって騒いでた自分が馬鹿らしくなってくる。

何でこんなピンチが来ても大丈夫なくらいに力をつけなかったんだろう。

どうして、怠けてたりしたんだ。

もう救世主なんかじゃない。

逃げたんだ。

だから勇者でもなんでもない、ただの卑怯者さ。

誰になんて言われても何も言い返せない。

でも、いつか倒す。

いつか倒してこの屈辱を晴らす。

この世界に感情移入するつもりはないけど、目の前で人が死ぬのなんてもう嫌だ。

絶対に倒してやる。

絶対に負けない力をつけて、もう二度と逃げない精神力を持って。

だから、首を洗って待ってろよ。

魔王、サナ・エデン!



わたし達が町を出て少し経った後町は消えた。

文字通り、消えてなくなったのだ。

調査結果では、魔王はもう確認されていなかった。

だがいつまた来るのかわからない。

それまでにレベル上げて、戦えるようにしておこう。

死んでしまった人たちの為に。

なにより、私の誇りのために!

最多文字数達成!

やったね!(白目

魔王のステータスはインフレ感が否めない。

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