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第2話 次の日

「私はレイナ・リル・エルマーナ。黒魔術師です」


昨日の食卓に突然爆弾発言が投下されたわけだが当然信じられるわけがなくその時はスルーしたのだが、そのあと食器などを片づけているとき彼女は証明と言わんばかりに家にあった人形を触れることなく動かし操り始めた。本人はこれを使い魔として使役したと言っていた。

まよりはそれで信じたらしく、俺も黒魔術師ということを半分信じることにした。

なぜ半分なのかというのは、今の時代に黒魔術なんて非科学的なことを俄かには信じがたいという点と彼女は自分のことに関してはあまり話していないという点だった。

黒魔術の件はまだまだ謎な部分もあるが、それよりも彼女のこともよく分かってはいない。

なぜ黒魔術を使えるのか、

なぜあの場所に居たのか、

あの時言ったマエスとは何なのか、

何も話してはいない。

だけど、いずれ分かるだろう。

あの後、彼女が行くアテも帰る場所もないらしいということでしばらくの間我が家に泊まることとなったのだ。

そして今、俺は朝食を作っている。

本来なら妹の番なのだが、今日は休日である。

奴は基本休みの日は昼まで起きてこないのだ。ちなみに昼食も俺。

「おはようございます」

「・・・ああ、おはよう」

俺がうだうだ考えているうちに黒魔術師様が起きてきたようだ。

「・・・?妹さんは?」

「奴は昼まで起きない」

「・・・!まさか呪い!?」

「なわけないだろ」


2人で朝食を済ませた後、例のことに少し触れることにした。

「・・・なぁ、結局黒魔術ってなんなの?」

「はい?」

「どういう原理でなってんの?」

「原理・・・ですか?えっと・・・力を持つ言葉“言霊”を刻んだ陣を作ってそこに必要な素材を乗せて魔力を込めると大体起動しますが?」

・・・・・頭痛い。

言霊はまだいいとして魔力とか漫画やゲームでしか聞かないようなものがリアルで出てきたぞ、大丈夫なのか・・・

「あ、でも、私たち世代の黒魔術は人に危害を加える類のものじゃなくて、使い魔を作り出したり、特殊な効力を持つ薬品を作り出す程度のものになってるので・・・」

「いやいや、そもそも魔力ってなんだよ」

「魔力は魔力ですよ?人に秘める力の源・・・あ、分かりやすく言いますと気力みたいなものですかね?」

「気力?」

「使い過ぎますとだるくなったり動けなくなったりします」

・・・本当に漫画みたいだな。

なんか釈然としないままだがまぁいいか。

「はよ~」

まよりが起きてきたということはもう昼なのか。

さて昼食の用意でもするか。


黒魔術師なんて何をやらかすか分からないが、

これからの生活意外となんとかなりそ・・・

「レイナちゃん!なんか人形がまだ動いてるんだけど!」

「あ!いつもの癖で術を解くのを忘れてました!」

面倒事が増えそうだ・・・


次回は2017/10/30 12時投稿です

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