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金の無い夜

  ギャンブル依存症が僕を支配した。

 その後の考えは特に勝算なき世界。

 考えるのは「今」をじっと待つのみで、汗水垂らして働く事上ない。

 ダンジョンに潜ってアイテムを集めて金に出来ればいいのだが、現実世界は空き缶にビンを大量に売っても大した額にはならない。(2000円にでも出来れば上出来だ)


  生きるだけで金は結構使うものだ。

 極貧生活をしていく中で身に着けたものは物価の相場を身に着けたぐらいだ。

 金亡き亡者はただじいっと待つ。

 考えてごらん。

 金の使い方を学ぶセミナーでも受けれるなら受けてみたいという考えを持つ者は幾らでも居るだろう。


  消費癖のある奴は何度でも過ちを侵すんだ。正確上の問題だ。血統の問題でもある。

 治せるものではない。幾らか抑えることは可能だと言える。

 何度も学習しなければいけない。普通の人よりも、何度も努力しなければいけない。

 血統を恨むんだな。誰が悪いって言ってる訳ではない。

 信用はほぼ皆無だろう、そうであろうか。

 審査に通る人間性とは何か。安定性のある人間。計画性を持つものだ。


  お金を稼ぐことについて考えれば考えるほどロツボにハマるのはなぜか?

 「考えるより動かせ」ということだ。行動力がものを言うのだ。

 クヨクヨ悩んで金になれば、とっくに皆、そうしている。

 だがしかし、人間はクヨクヨするのだ。

 なぜなのか?それがわかれば人間は洗練された合理的人間が出来るはず。


  金が無く、アサルトライフルをこめかみに当てがう妄想を掻き立てるんだが、もうそれはお終いだ。

 眠くなったときは、素直に眠るだけだ。

 ただ、それだけだ。


  明日は無情にもやってくる。


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