「「まだ」」 3
13話目!
チソラが結ちゃんとお話します!
「ふぅん。それでヒナのところに来てるんだ。」
ヒナは今、ぐっすり眠っている。
僕は結さんに、ヒナと仲が良くなった理由を話していた。
「はい、そうなんです。、、、ところで結さんは、何年生なんですか?」
僕が聞くと
「んーと、中1。あんたの年下。」
そう言って結さんがキャハハと笑う。そして、一息ついた後
「日那乃とは、幼なじみで。、、、、でも、日那乃のこと全然知らなくて、、、悔しいんだ。日那乃が苦しんでるの知ってるのに。病気と闘ってるの知ってるのに。なにも、力になれなくてさ。」
と結さんが苦笑いしながら言った。
ヒナの力になれない。
それは、どれくらい辛いことなんだろう。結さんにとって、きっとヒナは大事な人だから。
「じゃあ、私帰るね。そろそろ休み時間終わるし。」
結さんはそう言うと帰っていった。
「あぅ、、、。あれ、ゆんちは?」
結さんが帰ってすぐ、ヒナが起きた。
「結さんなら帰ったよ。」
僕が言うとヒナはホッとしたように息をふぅっと吐いた。
「チソラくん。私ね。ゆんちのこと少し苦手なの。、、もちろん、幼なじみとして大好きだよ。でも、ちょっと細かいところがあったりするから、そんな細かくなくてもいいのにな〜って思っちゃうの。だから、ゆんちが来るときはいつもドキドキする。病気のこと、余命のこと、なんか聞かれないかなってビクビクする。でもさ、チソラくんは安心できるんだ。雰囲気が柔らかくて、優しくて。私の話、なんでも聞いてくれる。チソラくんの話、たくさん話してくれる。でも、私が寝ているときとかは静かにしていてくれる。私、そんなチソラくんが好きだなぁ。」
ヒナがゆっくり、ニコニコしながら話す。でも、少し寂しそうな笑顔で。
チソラくんが「好き」の意味は恋愛としてなのか、友情としてなのかわからないけど、ヒナに好意を寄せられているのはわかる。
「僕も、ヒナの優しい笑顔が好き。」
とりあえず、そう返しておいた。
読んでくださってありがとうございます(´∀`)♡
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次話は明日投稿予定!読んでくれると嬉しいです!




