表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

闇の中

作者: ゆう
掲載日:2022/10/16

どうしてこうなった?

聞いてくれる人は誰もいない

着飾った人々が常に前を通り過ぎる

橋の袂で静かに暮らしている

たまに福祉がどうとか言って尋ねる人もいるが

結局誰かが引き上げてくれることなんてない

蜘蛛の糸はとうの昔に切れている

伸び切った髭はいつから切っていないのか忘れた

物がほしいわけじゃない

死にたいわけでもない

生きる意味を決める必要もない



大学を卒業したら良い会社に入って

良い給料をもらって

良い奥さんをもらって

誰もが良いねと言ってくれるような

そんな生活をするんだ

今日はその第一歩だ

先輩は優しそうだし上手くやっていける気がする

東京はすごいな、なんでもある

橋の1つとっても明かりが多いし

夜でも昼みたいだ


橋の袂、木々が生えているだろう暗闇になにか見えた気がする


人か?


怖い


カバンを握り締めながら

恐怖のあまり目を逸らして

足早に立ち去った

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ