Analogue Engine.
掲載日:2017/02/15
プラグだ。
「プラグ?」
そう、プラグだ。
「プラグって、なに」
火花を飛ばす部品だ。
「へぇ、それがどうしたの」
君の頭に入っている。
「プラグが?」
そう、プラグが、だ。
「気持ち悪い」
誰にだって入っている。気にすることはない。
「そうなの。あなたにも」
いや。僕には入っていない。
「どうして」
どうしてかな。
「きっと、ジェットなんだね」
そんなに高性能ではないよ。
「じゃぁどうして」
必要ないんだ。
「動くのに?」
そう。
「不思議」
自然発火する。
「危なくないの」
危なくない。少なくとも、君よりは。
「そんなもの?」
そんなものだ。無条件に安全なものはない。
「じゃぁ、どこが危険」
君は、高電圧だ。
「危ないね」
しびれるね。
「音がする」
僕はガラガラだ。
「壊れているみたい」
ノックしているようだろう。よく言われる。
「真っ黒」
そして高圧縮だ。
「だから勝手に火が付く」
何だってそうだ。圧力がかかれば加熱する。
「爆発しそう」
爆発している。
「だから、プラグ?」
そう。だから、プラグだ。
「わざと」
わざと。
『世界が燃える』
そして黒煙をまき散らす。
ありがとうございました。




