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米が食いたい!  作者: 月湖畔
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エビ、現る!

かなり間が開きましたが、最後のメンバー登場です。

一緒に暮らしていた彼氏と喧嘩した。

きっかけは些細なことだったと思う。

けれど、きっとそれは、彼にとって地雷だったのだ。


『好き勝手生きてるお前にはわかんねーよ!』


肩を振るわせ本気で怒っていた。

ここで謝ればよかったのに、残念ながらかわいい性格はしていなかった私は言い返してしまった。


『事実を突かれて吠えるなんて、小さい男ね』

と。


彼はこれ以上言い返すことなく、出て行った。

あれから3日経っても帰ってこない。

着替えも生活用品もすべて置きっぱなし。

仕事もあるだろうに、どこでどうしているのかしら、と愚痴とも心配ともつかない思考が浮かぶだけで探そうとは思わなかった。

修復はもう不可能だろう。

少し前から薄々感じていた。

気弱そうに見えてこの私に声をかけてきた勇気もあるロールキャベツ系男子だと思っていたのに。

少々好みのタイプではなかったけれど好きだと思っていたのに。

いつからか好ましいと思っていたところがコンプレックスになっていた。

愚痴が増えて、喧嘩が増えて、だんだんと心の距離が開いていっていた。

選択肢は別離しかない。

共に暮らした部屋は、1人で住むには広すぎる。

「私も出て行っちゃおうかしら」

もちろん返ってくる声はない。

そうと決まれば新居を探さなければ、とパソコンを開いて住宅情報サイトを漁った。




日曜日は学校関連や金融、役所など休みなところが多い。

それに合わせて企業も土日休みが多く、企業戦士たる私も休みだ。

このところ残業続きでまともに部屋探しができておらず、ネットの情報だけではいまいち状態がわからないので直接不動産屋で物件を見せてもらおうとしたのだが、気に入った物件がなかった。

正確には、なくはなかったのだが、すでに売約済みで諦めるしかなかった。

この悔しい想いをショッピングで発散してやる!といろんなショップをハシゴしているのが現在。

季節の変わり目は要り物が多くて困る。

私服はともかく、仕事で必要な物なので買わざるを得ない。

けれど今日ばかりは服も靴もバッグもアクセサリーも欲しい物を買ってしまおう。

引っ越しを考えているのに物を増やすのは得策ではないのはわかっているが、彼のことも部屋のことも仕事のことももやもやとする物を全部吹っ飛ばしてしまいたい。

ストレス解消にはショッピングが一番だ。

ショッピングビルの上階にあるレストランフロアでおひとり様ランチをした後、1フロアずつ順番に降りてほしい物を見繕う。

レストランフロアの下は雑貨屋やおもちゃをあつかうテナントがそろっている多目的フロア。

雑貨屋でバスソルトと仕事で使うペンとクリアファイルを購入し、エスカレーターでまた1つ階を降りる。

メンズファッションのテナントが並ぶフロアだ。

彼がいないと長居しないフロアでもある。

そういえば寝間着用の大きめTシャツが欲しいと思い立ち、ぐるりとまわる。


あれからさらに2日経ち、夜遅くに彼がひょっこり帰ってきた。

顔を見たら落ち着いていた怒りのボルテージが徐々に上がっていくのを身に感じた。

今更何しに帰ってきたのだと。

お互い謝ることもせず、居心地の悪さを隠すこともなく、はっきりとした「別れ」の言葉もないまま、彼は再び出ていった。

大きな鞄に荷物を詰めて。

背中を見送ったけれどなんの感情も湧かなかった。

悲しいも、苛立ちも、悔しいも、寂しいも、なにも。

あまりにあっさりした別れだったな、とだけ思った。

どこか諦めていた部分もあったのかもしれない。

彼はいつか、他所に女を作って、その女と家庭を持つのだろうと。

自分ではしてあげられない部分をその女に求め、捨てられるのだと、付き合いはじめから想像していた。

生涯寄り添ってくれる人など、私にはいないんだ。

親に勘当され、兄妹とも疎遠で、友人も多くないし、彼とは別れた。

会社で腫れ物にされているのもわかっている。

私は本当にひとりだった。


「何かお探しですか?」


気持ちが底辺まで落ち込んだところに、店員が声をかけてきた。

すっかりショッピングの気分ではなくなっている。

無視してフロアを出よう。

「けっこうで……」

営業で培った仕事の癖か、話す相手の顔を見てしまった。

「?」

まじまじと見た店員はイケメンだった。

背も高いし、細身に見えるけど筋肉ありそう、もちろん腹は出ていない。

ラフな服装はおそらく売り物と同じ物だろう。

黒地に手書きのアルファベットに筆を使ったラインという柄だが清潔感があるし、アウターとパンツととの組み合わせもセンスよく、アクセサリーもオシャレで、まさに『着こなしている』。

この文句なしのイケメンには覚えがあった。

記憶を数年遡ってみる。


「………………ゼンくん?」


大学の後輩の愛称をつぶやく。使っていたのは私だけだけど。

するとイケメン店員は一瞬疑問符を浮かべる顔をしたが、すぐにぎょっと目を見開いて私を凝視した。


「もしかして………真澄先輩、ですか?」


「せいかーい。よくわかったわねー」

「俺を『ゼン』なんて呼ぶ人は先輩しかいないんで」


大学時代の後輩の『ゼンくん』とは卒業して以来の顔合わせだ。

このショッピングビルにはたまに訪れるが、メンズフロアにはあまり長居をしたことがなかったのでエンカウントしたことがなかったが、大学時代から働いているらしい。


「久しぶりねー。元気ぃ?」

「まあ、それなりに」


無気力そうなのはディフォルト。

大学時代からこのナチュラル感が異性から非常にモテていた。


「ジュンくんやケンくんは元気?」


『ジュンくん』『ケンくん』は『ゼンくん』の同期で、私を含めて同じゼミでいろいろ学んだものだ。

あまり人数がいないゼミだったので上下関係なく仲良くしていた。

といっても、3人ともタイプがそれぞれ違うため、卒業した今連絡を取り合っているとは思えない。

おそらくそれっきりだろう。


「そっすね。相変わらずですよ、あいつら」

「まだ、付き合いあるのね」


予想外な返答が来て、少し返しに迷った。


「というか、一緒に住んでるんで」


日曜日の昼下がり、これ以上ないほどの驚きをもたらされたのだった。




早番だった『ゼンくん』の終業を待って一緒に『ゼンくん』たちが暮らす家に行くことにした。

興味本意ではあったけれど、ウマがあったとは思えない3人が1つ屋根の下で生活しているとか想像がつかない。

あと、物件の参考になればと思って。

私が探しているアパートと3人がシェアしている一軒家ではかなり違うとは思う。

やはり興味8割だろう。

うきうきと『ゼンくん』の腕をとって帰り道を歩く。

イケメンをつれて歩くのは気分がいい。

気怠げな無表情が標準装備の『ゼンくん』はやや迷惑そうにしている。

それでいて私が買ったものを持ってくれるなんて優しい。


駅から歩いて5分くらい。

商店街を抜けて住宅街に入る。

小道の2本隣は車通りの多い大通り。

人通りの多いこちらの道にもコンビニやチェーンの飲食店が点在している。

ドラッグストアを発見。

薬だけでなく化粧品や生活雑貨、食品も取り扱っているところはポイントが高い。

しかも遅い時間まで開いてるなんていい店だ。

駅も本線で、2つ隣の駅は複数線が交差し快速が停まる。

引っ越すならこんな地域がいいなぁ。

アパートも多そうだ。

空いている部屋があれば即決めてしまいたいくらい。


「ここっス」


『ゼンくん』に案内されたのは、築何十年も経っていそうな木造二階建ての一軒家。


「………………………………へぇー」


家主が『ジュンくん』なのでオシャレなシェアハウスではないとは思っていだが、予想外すぎた。

変な間が空くくらいに。

「どうぞ」

引き戸の玄関に促される。

この時点でやや引き気味だったが、まだ好奇心が勝っている。

「おじゃましまーす……」

恐る恐る入室する。

玄関から続く廊下。真っ直ぐ伸びた先の突き当たりが居間らしい。

歩くたびにギシギシと廊下が小さく鳴っている。

廊下と居間の仕切り、こちらも引き戸で、木枠にガラスがはめられている。


「ただいま」


『ゼンくん』が居間に向かって声をかけた。

彼の背中で遮られて見えないが同居人が在宅中らしい。


「おかえりなさい」

「オッス」


声からして2人。


「今日は早いっスね」

「早番だったからな」


初めて聞く声なので、『ゼンくん』の話にあったもう一人の同居人の後輩くんだろう。

私とは入れ違いの入学なのでまったくの初対面だ。


「じゃあ、俺着替えてくるんでゆっくりしてて下さい」

「あ、うん……」


居間の前、廊下の折り返しにある二階に続く階段から上がっていってしまった。

『ゼンくん』はこういう無神経なところが、最終的に女の子にフラれる原因だと思う。

どう挨拶していいものかと視線を居間の中に向けると、2人がこちらを凝視していた。


「えっと……お邪魔してますぅ?」


とりあえず営業スマイルをしてみる。

「いらっし…………」


「女だとぉーーーーっ!!!?」


突然叫ばれビックリしてしまう。

彼……『ケンくん』は変わってないな。


「善行に女とか、聞いてねーぞ!」

「生丸さん、耳元で叫ばないで下さい」


後輩くんが耳を押さえて『ケンくん』から距離をとった。

女好きの『ケンくん』から見ても私は『ゼンくん』の『彼女』に見えるのか。

大学卒業から髪を伸ばして、化粧を覚えて、着る物も変わった。

あの頃の私から今の私を想像しろという方が困難だろう。

驚いている『ケンくん』を更に驚かせたい悪戯心が湧いて出てきた。


「あらぁ、私を忘れちゃったの?薄情ねぇ」

「はぁ……?」

「ヤダー、私よ、わ・た・し♡」


『ケンくん』と後輩くんは顔を見合わせて互いに首を振っている。

だんだん面白くなってきて答えが出るまでからかってしまおうかと思い始めてきた。


「あんたと、会ったことあったっけ……?」

「ホントにわかんないのー?ショックだわぁ」


悲しそうな表情を作る。

営業たるもの表情のコントロールはできて当然。

相手の感情を掌握することもお手の物だ。

ふふふっ、と口紅を引いた唇に笑顔を乗せる。


「健吾うるさい。上まで聞こえたぞ」


ジーンズからスウェットに着替えた『ゼンくん』が戻ってきた。


「善行!この美人誰だよ!?」


こちらから答えを提示する気がないと読んだか、『ケンくん』は『ゼンくん』に縋った。

『ゼンくん』は面倒くさいと言わんばかりに眉をひそめた。

まあ、美人と言われるのは悪い気分じゃない。


「あー…………真澄先輩」


「は?」

「大学のゼミで一緒だった、海老名真澄さんだ」


「はぁあー!?」


2度目の『ケンくん』の絶叫が響いた。




ダイニングからカチャカチャと鳴る皿の音。

わいわいとした食卓を囲む。

賑やかな食事は子供の時以来で、2人暮らししていても時間が合わず、1人で食べることが多かった。

テーブルに並ぶのは、餃子に春雨スープに回鍋肉にエビチリ炒めの中華三昧。

全部『ゼンくん』こと高田善行くんが作ったものだ。

『ジュンくん』こと金田潤くんにも会いたくて夕食時まで居座り、そのまま夕飯にお呼ばれした。

私を見た潤くんは、一瞬驚いていたものの「そんなことも起こるんですね」と事実を受け入れたようだった。

相変わらず掴めない男だ。

ゼンくんが作った料理はどれも美味しい。

素人の若い男の子が作る味ではない。

ゼンくん曰く、食材を切っただけでインスタント調味料で味付けしたのものばかりらしいけど。

温かくて美味しい手作りのご飯が毎日食べれたらどんなにいいか………


「あ、イイこと思いついた」


突然のひらめきがこの上もなく良い案だった。

皆の視線が集中する。


「ねえ、潤くん」

「なんです?」

「お部屋、余ってないかしら?」

「部屋、ですか………」


家は古いけど立地がちょうど良い。

美味しい手作りご飯が食べれて、独りじゃない。


「私もここに住みたいわ」

「え?」

「大丈夫よ、対人トラブルおこさないから」

「いや………」

「できれば1階がいいわ。帰ってくるの遅いから2階に上がるの面倒だし」

「だから………」

「お金はちゃんと入れるわよ。手取りの半分でいいかしら」

「待って下さい、先輩っ!」


声を張り上げたのは後輩くん、小石川一郎くんだった。


「男しかいないのに、女性がひとりで共同生活は、ダメでしょう!?」


そういえば、言ってなかったわ。

というか、3人は知っているから言う必要もなかったんだけど。


「小石川、真澄先輩は“男”だぞ」

「女装してるからオカマだろ」

「せめてオネエって言いなさい♡」


テーブルの下で暴言を吐く健くんの脛を踵で蹴る。

差別は良くない、絶対。


「は………?お、とこ…?」


後輩くんは私を二度見した。

開けっ放しの口を閉じなさいな。


「海老名真澄。正真正銘の生まれながらの男よ。免許証見る?」


去年書き換えたばかりの運転免許証の写真はすっぴんのまま。

恥ずかしかったけれどさすがに女装のままでは更新を受ければ、変な質問を受けたり拘束時間が長引いたりするので、男に見えるような格好で更新に行った。

そんなものを見せなくても3人の先輩たちの反応によって事実だと知れるとは思うけれど。


「それで、空いている部屋はあるかしら?」


潤くんに向かって微笑みかける。威圧を込めて。

皆の視線が潤くんに集中する。


「空き部屋はありますけど、6畳の和室ですよ?」

「構わないわ」


寝床さえ確保できれば生活に必要なものは居間に置いて共有すればいい。

今の住居にあるものは捨ててしまいたかった。

彼を思い出すものは置いていくつもりだった。


「あなたたちも、いいわよね?」


他の住人にも確認をとる。

3人は無言で頷いた。

その顔はなんとも言えない複雑な表情を浮かべているけれど。


「じゃあ来週、引っ越すからよろしくね」






翌週の休日。

朝一で健くんに車を出してもらい、引っ越し作業を進めた。

持ち込んだ荷物は少量で、家具のほとんどは売り払った。

もともと家庭的ではない性分なので、ほとんど手元に残すものがなかった。




あれからもう一度、彼が部屋にやってきた。

引っ越しのことを伝え、彼の荷物は全部持っていくように言った。

一瞬、目を見開き唇を噛んだのが見えた。

彼がどう感じたかは知らない。

目を見たらまた喧嘩になると予想できたので、彼の足元を見ていた。

もう、彼の心は私にない。

嬉しい、も悲しい、も悔しいも、ない。

ただ、勝手をしている苛立ちはあるようだけれど。


何もない部屋を見渡す。

天気は晴れ。

カーテンのないベランダから光が入り込む。

就職しばらくして借りたアパート。

こだわりがあって住んでいたわけではない。

彼と出会って一緒に住み始めて、数年しか経ってないのに胸にしくっと残るものがある。


「ごめん、って………何に対してだよ」


昨日、最後の荷物を取りに来た彼が去り際にぼそっと呟いていった。

喧嘩のことに対してか、出て行ったことに対してか、一緒にいてくれないことに対してか。

どんな気持ちだった知らない。

知りたくもないし知らなくていいと思う。




「バイバイ」




ドアを出て鍵を閉めた。




ダンボールに詰めた荷物の取り出しは後回しにして、トランクに詰めた着替えやすぐ使う生活雑貨を出した。

ベッドとサイドテーブルに並べてとりあえず終了。

太陽が傾きかけた夕方に居間に足を向けた。

潤くんと健くんがテレビを見ていた。

ゼンくんは仕事、イチローくんは同僚と飲みに行ったらしい。

健くんはともかく、休日の夕方からビールの空き缶が転がっているのはいかがなものか。

しかも、つまみなしで。

1日ずっと動きっぱなしだったので腹が減っている。

なにか小腹を抑えるものと思ったけれどちゃんとした食事のがよさそう。

食事は誰が作る、とか誰が用意する、何時からとか決まっておらず、各自で用意することもあればゼンくんが全員分作ったりすることもあるらしい。

本日、ゼンくんは遅番で帰宅が深夜になる。

つまり、夕方現在食事にありつくためには自分でなんとかするしかない。


「引っ越し蕎麦がわりに、私が夕飯を作るわ!」


先輩とはいえ、このシェアハウスでは後輩。

新参者として食事を振る舞おうではないか。






時計の針は12時を超え、シェアハウスの住人が居間に集結している。

帰宅したばかりのイチローくんはほろ酔い状態で居間の扉を開けた瞬間、目の前の状態に一気に酔いが覚めたと言わんばかりにカッと目を見開いてこちらを凝視して固まった。

そうだろうそうだろう。

正座させられている私がゼンくんに叱られ、ソファに倒れるように潤くんと健くんが眠っている、いや気絶している。

いきなりこれを見せられ空気を読め、とか私でも無理だ。


「………小石川。帰ってきて早々に悪いが、台所片付けてもらえるか?」

「え……?はい、わかりました」


声をかけられ我に返ったイチローくんが台所へと回った。


「ーーーーーーーなんだコレっ!?」


台所からイチローくんの絶叫が聞こえる。

だろうな。そうなるよね。


「………先輩」

「はい」

「二度と調理に立たないでください」

「………はい」




ゼンくん監修の元、ほぼ使えなくなった台所をリフォームし、私の貯金が削られた。

そして、私は絶対調理はしてはいけない。というのがこの家のルールに加わった。

テーマは「食事」です。

ちらちら見える要素をメインにする際は別枠で書くつもりです。

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