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【第35話】北行

6000PV突破しました。

読んでいただけた皆様のおかげです。

ありがとうございます。

 かくも賑々しい見送りを受け、晴れやかに出立した俺たちだったが、その後はと言うとひたすら荒涼とした景色を眺めるばかりだった。

 ただ、巨人たちと争っていた時とは違い、人の姿を多く見かける。

 すでに村のような集落を築きつつある場所もあれば、広大な焼野原に唯一の家族一家がたたずむのみとなっている場所もあった。

 寂しい場所には寂しいなりの、人の集う場所にはそうした場所に特有のいさかいや問題が山積されており、個々の解決には多大な時間と労力を費やさなければならないのだろうが、領軍関係者の俺たちにできることは、すべてが力技だった、

 諍いを暴力じみた力で鎮圧してしまい、村落の整地にはレネゲイドが破滅的な力で強引なならし作業を行い、食糧事情の改善には俺がラグナロクの殲滅力で魔物を狩り、食肉の供給に励んだ。

 クノエの地を北上する間と言う物、ひたすらにそうした援助活動を行っていたのだが、一番の困りごとは道がないことだ。

 すべてが焦土と化したわけだから、その地に暮らす者にとって物流の要となる街道が整備されていないわけだし、馬車や荷車が通行することができない場所がとにかく多いのだ。

 本来なら計画的に街道を整備し、元住んでいた場所に元のように区割くわりを施し、元のように住んでいけるようにしなければならないのだろうが、今は俺たちが進むに必要な北に向かう道だけを魔法で整備しながら進んでいる。

 近隣に戻ってきている人たちに被災する前の状態を聞きながら魔法で強引に道をつけているのだが、その進みは遅い。

 フィアが土魔法で先を均し、少し進んでは情報を集め進行方向を定める。

 またフィアが均して先に進むという訳だ。

 一日に10キロほども進めばいい方で、日によってはその半分も進めないことがある。

 利権を得ようと、それぞれの村落が道を自分たちの都合のいいように均させようとするものだから、その調整に時間がかかってしようがないのだ。

 出発してからの数日は同行してくれた兵たちの記憶もあって、テンポよく進んだものだったが、領地をいくつかまたぎアマクサから離れるほどに、そこに住む者たちの意見がかみ合わなくなって進む速度が遅くなっていく。

 いい加減にじれて来ていたのだが、有効な解決策もなく仕方なしに街道整備をちまちまとやっていた。

 レネゲイドのコクピットに寝転がり、差し出した掌の上に腰掛けて魔法を撃っているフィアについ愚痴のようなものをこぼしてしまう。

 「こう、ばばーとまっすぐに道をつけちゃったらダメなのかな。」

 「どうでしょうね。復興の妨げになったりするのではないでしょうか?」

 「だよなぁ。」

 途方に暮れた会話をしているとレネゲイドが会話に混ざってきた。

 「マスター、私が航法に使用している地形照会データを利用してはいかがでしょうか。」

 「え!?そんなのあったの?」

 「一度通過した場所はすべて記録されていますので、現在の地形と比較しながらでも正確に街道を再現できると思われます。」

 「レネゲイド、もっと早くその意見が欲しかった。」

 「申し訳ありません。街道データのナビゲートを開始しますか?」

 「是非頼むよ。フィアが魔法を撃つから方向と距離を指示してくれるか?」

 そこからは怒涛どとうの快進撃だった。

 「フィア様、直線で3㎞の長さです。」

 「はい、任せて!」

 そこから3㎞進むと、地形データと照会したレネゲイドが体の向きを変え、フィアが正面に魔法を撃てるようにしてくれる。

 「フィア様、直線で5㎞の長さです。」

 繰り返すだけでどんどんと道ができていく。

 正確な道の再現で、この日だけで20㎞以上進むことができた。

 開けた土地にキャンプを張り、本日の行軍はここまでとなった。

 住居兼厨房ちゅうぼうとなっている大型馬車に全員が集い、食事を摂りながらの会話も明るい。

 今日まで少しずつしか進めなかったのが、レネゲイドの協力で一気に解決することができ、つかえがとれたからだろう。

 サチさんからも軽やかな言葉が出る。

 「ソウタ様、明日には海岸線までたどり着けるかもしれませんね、対岸にはどのように渡るのでしょう。」

 「実は、対岸のサンコウには巨人が闊歩していた時にこの海峡を封鎖していた海神様の巫女様がいらっしゃいますので、巫女様にお迎えに来ていただけることになっています。」

 今回の旅において、レネゲイドに搭乗できないメンバーが増えてしまったために、先にクレハさんに駆逐艦の手配をお願いしていたのだった。

 最初にサンコウからクノエに渡してもらった時にはタンカーか?と思った船だったが、荷物の輸送に適した装備にしていたそうで、いつもは戦闘形態で使用しているとのことだった。

 この船は太平洋戦争当時、「いなづま」と呼ばれた特型駆逐艦Ⅲ型の四番艦だそうだ。だからどうしてそんなものがここにあるのか?という事だったのだが、特型駆逐艦Ⅰ型の「吹雪」もあるのよ?と言われてどうしろと言うのだろうか?

 ミリタリーフェチでもない俺の場合、使えるかどうかが問題なのであって、電だ吹雪だと言われてどうすれば良いと言うのか?と言う話だ。


 夕食の時間も過ぎ、明日の方針も決まったことでお開きとなり、それぞれが寝床に入りはじめる。

 夜警が当番制で必要かと最初のころに班別けしたりもしていたのだが、馬車に随伴して街道を整備するために出しっぱなしになっているレネゲイドのお蔭でその必要もなかった。

 人よりもはるかに優れた索敵能力で地平線の向こうまで見通しており、警戒対象となるような存在が近づくことさえ不可能であった。

 アマクサを出発して七日目の晩、夜警のない馬車の一団を夜盗の類だろうかが狙っていたらしいが、30人ばかりの盗賊集団は馬車に近づく10km以上手前で手厚い歓待を受けた。

 闇の中に屹立するレネゲイドに気づかず、それぞれが得物を手に隠密行動をしていたのだが、瞬時、辺りが光ったと思った瞬間に突然に頭目が消えた・・・

 何が起こったのかも判らないうちに頭目の隣に居た二番頭の体が光り、消えた。

 盗賊連中がパニックに陥っていると続けざまに辺りが光り、さらに数人が消えた。

 肉の焦げる匂いが充満し、彼らがどうなってしまったのかも判らないが取り敢えず命の危機であることを察した盗賊たちはもう、逃げるよりなかった。

 「あん、あああ、うぁん。」

 そんなことに気づくはずもなく、その夜もフィアにエネルギーを補充していた俺。


 そして今夜もフィアにはエネルギーの補充が必要だ。

 俺たち専用の馬車に二人で戻り、夜着に着替える。

 いつもだが、フィアは夜着に着替えると俺に飛びついてくる。

 しっかりと受け止め、お姫様抱っこにするのがフィアのお気に入りだ。

 そのままキスを重ね、作り付けのベットへと運んだ。ベットの下は引き出しになっているのでこれまでになくたくさんの着替えなども持ち歩けるようになった。

 ニコニコと微笑んでいるフィアをしっかりとしたベットへと寝かせると、俺の首に腕を回してくる。再びキスを降らせてやると綻ぶような笑顔を見せてくれる。

 同じベットに上がり、しっかりと抱きしめてやると華奢な肩幅がすっぽりと俺の腕の中に納まる。

 幾度となく、毎夜変わらずに可愛がり、育んできた俺たちの相性は過ごした年月以上に二人を確かに結びつけていると思う。

 フィアの体のどこを触ればどんな反応を返すか、どうしたら気持ちよくなってくれるか。

 最近また形の良くなったその可愛いお胸は俺の目を楽しませてくれる。だんだんと女性らしい体のラインがハッキリとして、16歳と言う子供でもなく大人でもない不安定な肢体が俺と一つになる。

 可愛い嬌声はまだ子供っぽさを残すが、昂った体は大人の喜びを感じてくれているようでもう少し、このままでいさせていほしいと願わずにはいられない。


 一夜明け、今日も快晴である。

 いつものように厨房車に集まり、みんなで一緒に朝食を取る。

 コウレイさんとタケヨシさんがフィアにも劣らない健啖ぶりで朝食に挑んでいる。

 ハルシゲさんがその上を行く勢いで飲むように食事しているのだが、頭の中に浮かんだ言葉は「カレーは飲み物」だった。

 まぁ、いつもの光景ではあるのだが、エンゲル係数が心配になってくる。

 そうした時間を経て出発の準備を整える。

 レネゲイドが先を歩み、エネルギーが溢れるフィアが道を整えていく。

 そのあとを馬車が続き、昼過ぎまで快進撃を続けた。

 馬車より視線の高いレネゲイドの掌に腰掛けているフィアの視界に海が見えてくる。

 「海です。穏やかな海が見えます!」

 一同がにわかに活気づく。

 そしてその先には攻撃型ではない駆逐艦「電」が錨を下ろしていた。

 甲板に見えるのはクレハさんだろうか。他にもたくさんの子供たちが見える。

 うずうずとしているフィアに向かって到着を知らせるように頼んだ。

 「はい、行ってきますね。」

 片翼が2mにも届く翼が展開され、レネゲイドの掌からフィアが飛翔する。

 海風を受けて簡単に高度を上げ、優雅に滑空をしながら駆逐艦へと向かうフィアを見つけ、甲板上の子供たちは大喜びだ。


 「クレハさん、お久しぶりですね。」

 「はい、ソウタ様ご無沙汰しています。巨人たちの巣を殲滅されたとか。」

 そう言えば、クレハさんの巫女になった理由も巨人が海を渡らないようにするためだった。

 巨人がもう現れないのだから、その役目も返上できるのかもしれない。

 そのあたりも聞いてみたいのだが、今は駆逐艦への乗船が先だ。

 うちの連中もその船の大きさに驚きつつ、タラップから乗船するために馬車の誘導などを手分けして行っている。

 俺たちの馬車も疲れも見せず、ウィングがタラップを駆け上がって行った。

 ウィングはこの船に乗るのも二回目だからだろうか、落ち着いたものだ。

 後甲板に3台の馬車が並び、たくさんの馬が乗船したことで興味津々の子供たちがまた、群がってきた。

 女子たちは相変わらずフィアに群がっており、男の子たちは馬車の馬におっかなびっくり手を出している。

 4頭立ての馬車が2台と2頭立ての俺たちの馬車。

 そう、いままでウィングが引いていた馬車は立派な箱型になり、重量が増したため2頭立てとなっていた。

 その相棒と言うのがウィングが射止めた騎馬隊の馬なのだが、あまりに相思相愛すぎて引き離すことができなかったのだ。

 俺たちの馬車の前にが居座り、てこでも動かず馬を選ぶことさえできなかった。

 騎馬兵用の馬が馬車馬になれるのかと疑問視する声もあったのだが、彼はウィングと一緒に居られるなら仕事なんてなんでもいいとばかりに、嬉しそうに馬車を引いている。

 常にウィングに歩調を合わせ、ウィングが疲れないようにと率先して馬車を引く姿に感動さえ覚えたものだ。

 「あっちの馬車は妻帯者のみなのよね。」

 そう呟いたのはチズルさん。

 「そ、そうかもしれませんね。」

 どういったらいいかわからない俺は思わず後ずさる。

 その話題から離れてほしい。切実にそう思うしかなかった。


 イナヅマは白波を上げて海峡を駆ける。

 穏やかすぎる海は俺たちが力を合わせて勝ち取ったものだ。

 子供たちと遊ぶフィア、イクオ君は男の子たちに巨人の巣を討伐したときのことを臨場感たっぷりに身振り手振りを交えて聞かせている。

 シゲさんとキヨシゲさんは甲板にビーチチェアのようなものを持ちだし、居眠りを決め込んでいる。

 キヨシゲさんの肉声はまだ聞いてない。

 存在感がなさ過ぎてその存在をいつも忘れてしまうのだが、食事時、入浴待ちの時、いつの間にか混ざっている辺りがやはり謎だ。

 ラブライブの穂乃果ちゃんのお父さんみたいだ。

 アニメでも声優さんが居ないキャラって感じ?


 居場所がないような感じで艦橋に上がると、クレハさんの側にはアオイさんがいて、色々な装置の解説を受けている。

 アオイさんの鼻の穴が広がっていて、かなりの興奮状態にあることが判る。

 メカフェチの興味が尽きないのは分かるが、操舵の邪魔をしているようにしか見えない。

 「あの、アオイさん?クレハさんは船の操舵がありますし、ほどほどにね。」

 「ソウタ様、大丈夫です。」

 そう言ってくれるのは嬉しいのだが、暗礁に乗り上げるとか浅瀬に引っかかったりしないかと思わずにはいられないじゃないか。

 そのほかのメンバーはと言うと、装備のメンテをしている者や子供たちと遊ぶ人など様々だったが、ハルシゲさんの行方が知れない。

 どこへ?と疑問に思ったのだが、船室というか居室のあるエリアを探索するとトイレから魔物の呻きのような声が聞こえてくる。

 「おええ、うぷっ、うぉええええ~」

 ああ、船酔いでしたか。

 乗船時間など僅か1時間ほどなのだが、やはりダメな人はだめらしい。

 巨大な体格に似ず、思わぬ弱点があったらしい。

 ここはそっとしておくしかないだろう。


 程なく対岸に接岸し、整備された港に錨を下ろした。

 やはり港だと馬車の上陸も楽だし、いいな。

 馬車を陸揚げし、子供たちも馬車に乗せた。俺たちの馬車にクレハさんも同乗し、クレハさんの神社に向かった。

 また、厨房を借りて以前のように夕食を作ってみた。

 こんなにどうするの?と言う量の唐揚げを作ったにもかかわらず、子供たちとハルシゲさん、コウレイさん、タケヨシさんとフィアの胃袋に飲み込まれていった。

 船酔いから復活したハルシゲさんに向かうところ敵なしだったようだ。


 食事を堪能し、各自宿坊へ引き上げていった。

 夕食の片付けも済み、俺たちも引き上げようとしたところへクレハさんが声を掛けてくる。

 「ソウタ様、フィア様、少しだけよろしいでしょうか。」

 「ええ、構いませんが。」

 いつものように茶卓のある場所へと移動し、三人で座る。

 「ソウタ様、フィア様、お二人がアマクサに行かれ、比翼の鎧を得るとともにご活躍されたこと、感謝の念に堪えません。お二人が巨人たちを討伐し、その巣さえも根絶するに至られたことで私の役目も終わりとなりました。」

 海神様から神託が下りたそうだ。

 悠久の永遠にこの地を脅かす者が途絶え、巫女が時を止めてまでその祈りを捧げる必要が無くなったのだと。

 その身を捧げることをこれ以上は求めないと。

 「それではクレハさんも俺たちと同じように時間が?」

 「はい。すでに体の時間は皆様と同じように過ぎ始めており、来年は17歳になります。フィアさんと同い年ですね。」

 「そうでしたか、フィアと同い年なんですね。じゃぁ、今度からも変わらずに仲良くしてやっていただけますか?」

 「もちろんです。でも、フィアさんは永遠を約束した指輪をしていらっしゃいます。」

 フィアの顔が朱に染まる。

 「負けませんから!」

 弾けるような笑顔をしたクレハさんはとても美しいと思った。

 フィアも大きく頷いており、また爆弾発言をやらかす。

 「子作りは負けません!」

 「ぶっ!?」

 「あらあら、これは大変ですわ。」

 大変どころじゃねぇよ!


 「フィア!なんてこと言うんだよ。」

 「なんですか?」

 キョトンとした表情で首をかしげる。

 それ可愛いからホントやめて。

 「子作りはまだなんだからな。旅の途中だし、フィアも俺もちゃんと覚悟ができてからなんだからな。」

 「覚悟ってなんですか?」

 心底わからないという表情だ。

 「覚悟っていうのは、俺が父親になる自覚とか、フィアが母親になる自覚があるか?ってことだよ。子供ができてしまったらもうそれは二人だけじゃないって事だろ?子育ては重要だし、責任も必要だと思うんだ。

 そうした準備が整っているかと言うことなんだよ。

 そりゃ、いつかは子供だってできるだろうと思う。そしたら大事に育てなきゃいけないし、女の子なんだからいい相手に出会うまでは心配もしなきゃならないと思うだろ?

 今みたいに楽しいばかりじゃなくなると思うんだよ。

 その準備があるか?ってことなんだ。」

 だまって聞いていたフィアだったが、とても不思議そうにしている。

 「ほしくないんですか、子供?」

 「いや、そうじゃないんだよ。今のままでも二人でいるのは楽しいし、フィアはまだ16歳だろう?フィアのお母さんとか考えてみると、もうちょっと二人でもいいんじゃないかなって思うんだよ。」

 「はぁ。」

 どうやら納得していないって顔だ。

 それでなくても毎日してるわけだから、いつかは子供もできるだろう。

 そうおもうと、なんだかフィアの説得が面倒くさい。

 「フィア、今はまだ二人がいいよ。でも、いつかは子供ができるだろう。そうしたら俺たち二人で立派に育てよう。

 それでいいんじゃないか?

 無理に今にこだわるのはよさないか。」

 「はい、子供ができたらいっぱい可愛がって育てましょう。」

 はい。それでいいです。

 どうせコントロールもできないわけだし、毎日のことなんだし考えるのはよそう。

 「では、今夜もよろしくお願いします。」

 そう言い置いてフィアが飛び込んできた。

 髪を撫で、その整った顔を見る。

 本当に綺麗になった。

 今は魔法も使い放題だし、契約したおかげで翼も得た。

 ランクも10にまで上り詰め、深い、透き通るような銀の髪と時として金色にも見える朱金の瞳。

 そして、数々の戦闘で得た自信とレネゲイドに選ばれた誇り。

 そうしたものをその身に溢れんばかりのエネルギーとして活動しているフィアは一言で言えば「充実」しているのだろう。

 輝く笑顔からそれが伺える。

 そして俺はそんなフィアに惚れているんだから、細かいことはいいだろう。

 契約を交わした時、ずっと側に居ろと言ったその言葉に嘘はない。

 偶然に巡り合い、なし崩しみたいに一緒に居ることになったが、それも今はいい思い出だ。

 お蔭で毎日が充実しているのは間違いないし、様々な出会いと縁ができた。

 だから、今日もフィアに感謝してこの愛する女を目いっぱい愛してあげよう。


 「ほんとフィアは可愛いなぁ。」

ご一読いただきありがとうございます。

間が空きましたがその間に新しく買ったアプリに夢中になっておりました。

CLIP STUDIO PAINT PROを夢中になって触ってました。

タブレットがないと使いにくいですね。


フィアに身も心も捧げちゃったソウタがもう、ぐだぐだです。

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