第6限目 ~体育ちゃん~
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「体育ちゃん、今日こそ補習授業を受けてもらうよ」
体育ちゃんと若林先生の対決が始まるよ。
「そーはいきませんよっと!」
走ったね。
速攻ってやつだね。
「待ちなさい!」
追いかけたね。
少しずつ距離を詰めてるね。
「誰も私を止められないわ!」
運動に関しては無敵だよ。
体力は無限らしいしね。
「先生だって、負けないぞ」
若林先生、この日の為にドーピングしてきたんだよね。
公式戦なら間違いなく反則だね。
「今回はやたらとしつこいわ! でもこれならどうかしら!」
でた! 校庭の魔術師と言われた体育ちゃんの秘技。
ザ・サイドステップ!
「くそー、まるでボクサーのような動きだ!」
「そらそら! さわれるものならさわってご覧なさい!」
ああ! 若林先生が倒れた!
ドーピングの報い……だね。
体力にものを言わせたね。
補習授業は受けないといけないのにね。
でも、やってのけたね。 逃げきったね。走りきったよ。
あれから数年後。
体育ちゃんはN●SAで働いているよ。
だって体育ちゃんは無限の体力をもってるからね。
でも、研究対象としてだからね。
【若林先生と不愉快な生徒たちを】読んでいただき、誠にありがとうございます。
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