表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
若林先生と不愉快な生徒たち  作者: F隊長
読まなくていいやつです。
4/15

番外編 ~カタリとカタル~

本編の世界観を壊す恐れがあります。

申し訳ありませんが、まずは本編をお読みください。

 本編(ほんぺん)カタリ


 突然本編の語り部に抜擢(ばってき)された本編カタリは、大好きなサッカーの練習を泣く泣く抜けて嫌々語り部になったが、やってみたら意外と面白かったらしくすんなり承諾。


「少年サッカー? ガキの玉遊びしょっ」


 終いにはこんなこと言い出す始末です。

 あれほど好きだったサッカーをあっさり捨てられるカタリくんに両親は呆然。無理もない、両親がカタリくんのサッカーの為に注ぎ込んだ金額は計り知れない。


「子供には好きなことをやらせてあげたいんです」


 と言う大人特有の見栄の為に、このことについには、固く口を閉ざさざるを得ない両親を尻目に、今日も元気に登校するカタリくん。

 内心、(はらわた)煮えくり返る思いの両親ですが、資金繰りのことを考えると、ホットしたのも事実なのです。


 本編カタル


 突然本編の語り部に抜擢された本編カタルは、大好きな書物の速読を泣く泣くやめて嫌々語り部になったが、やってみたら意外と面白かったらしくすんなり承諾。


「読書? あんなの暇潰ししょっ」


 終いにはこんなこと言い出す始末です。

 あれほど好きだった書物をあっさり燃やせるカタルくんに両親は愕然。無理もない、まさか燃やすとは思ってないかった。両親がカタルくんの書物に注ぎ込んだ金額は計り知れなかったのだし。


「子供には好きなことをやらせてあげたいんです」


 と言う大人特有の見栄の為に、このことについては固く口を閉ざさざるを得ない両親を尻目に、今日も元気に登校するカタルくんです。

 内心、唇を噛みしめる思いの両親ですが、資金繰りのこと考えると、ホットしたのも事実なのです。


お付き合いいただき、ありがたく思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ