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第10限目 ~家庭ちゃん~
「家庭ちゃん、授業中に裁縫はやめてね」
家庭ちゃんと若林先生の対決が始まるよ。
「いえ、これは内職です」
家庭ちゃん貧乏なんだよね。
悲しい事情だね。
「いや……うん。でも」
「カワイイ弟たちが待ってますので……」
社会くんの時とは場合が違うよね。
ああ! 助けてあげたい!
「うーん。じゃ、私がそれをやるから、授業に集中して」
「お願いします」
家庭ちゃん、作業をやめないね。
作業効率は単純に倍になったよね。
「家庭ちゃん? そのー……うん。頑張ろ! 私も頑張るからね!」
とうとう若林先生も内職を始めたね。
ミイラ捕りがミイラになったね。
でも、負けないね。家族愛だね。暖かいよね。
あれから数年後。
家庭ちゃんは今N●SAで働いているよ。
だって家庭ちゃんは人使いメッチャ荒いからね。
でも、それも意外と……ね。
【若林先生と不愉快な生徒たちを】読んでいただき、誠にありがとうございます。
第10限目~家庭ちゃん~を【読んで】いただき、作者は【幸せ】に思います。




