表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
彼女はバトルビキニスト  作者: 快徳筆心斎
2/2

おっぱいとの遭遇 【2】

「お--」

出し抜けに聞こえた女性と思しき声に、良は声を漏らした。

「おっぱいが喋った?」


「おっぱいではない」

立ち上がり、良から身を離したおっぱいの持ち主が凛と言い放った。

「我輩はリディーカ--おっぱいと言う名ではないぞ」


「い、いや……!?」

尻餅を衝いたままの良は息を詰めた様に声を失った。


目の前で腰に手を当てた、自らリディーカと名乗った女性に良は目を奪われた。

ショートカットの煌くブロンドヘアー、光を弾く様に刺激的な日焼けした肌、大胆な曲線で構成された挑発的なプロポーション。身に就けているものは小さな白いビキニスタイルに、リストバンドにチョーカー、耳と臍にピアス、足にはヒールのサンダルを履いている。右の二の腕には奇妙な紋章のようなタトゥーが映えていた。


美しい--信じがたいほどに美しい、人間離れしたほどの美しさだった。その美しさに、良は声も出ない思いだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ