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ちんこが2つついてる人は流石に二股してもいいのでは?という意見について。

僕は1つしかついてないのでよく分からないです。




先日、1年ぶりくらいに友人と会った。地元のサイゼリヤである。そこで、友人から「もう1人の彼女に二股しているのがバレたんだけどどうしたらいい?」という相談を受けた。


いつの間にか彼女ができていると思ったら2人もできているのか。こんななよなよしているやつがねえ。


何を言おうか迷っていると、彼は口を開き、「実は俺、ふたなりなんだ。ちんこが2本。」弱弱しくピースをしている。


これを聞いて僕はさらに押し黙ることとなった。ふたなり。ちんこが2本。全く持って意味が分からない。


本当にふたなりなんだとしたら、こいつが男らしくないのも合点がいく。しかし、こいつはちんこが2本。それも男性器と女性器が付いているのではなく、男性器が二つついているという。じゃあ”ふたなり”ではなく”ふたなに”ではないか。


ていうかふたなりって。エロ漫画だけのの話じゃないのか。こいつは高校からの友人だが、高校の時にプールの授業もなかったわけで確かにちんこを見たことはない。いっそここで確かめられないか。しかしこんなところでちんこを出してもらうわけにはいかない。そうだ、こいつが勃起さえしてくれれば、服の上からでも2本あることが分かるのではないか。


俺はちょっと見てと言って、セトカンのavを付けスマホを差し出した。しかし彼は言った。


「ごめん俺セトカンじゃ抜けないんだ。」


なんだこいつ。別にお前とav猥談がしてえわけじゃねえよ。居るんだよなセトカンで抜けないって言ってるやつ。そんなわけねえだろってんだ。俺はすかさずテーブルの下を覗く。


そこには8人用のテントがあった。


「お前勃ってるじゃねえか!!」


他の客がこちらを見る。つい声が出てしまった。テントの大きさからして確かにちんこは2本あるように見える。嘘はついていないのか。


しかし、だからと言って二股がばれたからどうしたらいいのってこいつ全然男らしくないな。というかそもそもこいつの体は男らしくないんだが。ていうかなんでちんこが二つある話が出てきたんだ?


「今家の鍵持ってたりする?」


「え?」


今度はなんの話だ。家に帰りづらいから泊めて欲しいとでも言うのか。彼が持ってたら出してほしいと言うので、カバンからキーホルダーを取り出した。キーホルダーには鍵が2つ付いていた。家の鍵とバイクの鍵である。


彼はテーブルの上に置かれた鍵を見て俺と同じと言った。全くどう言う意味なんだ。


「これ二つとも家の鍵?」


「そんなわけねえだろ。」


彼はうんうんと頷いていた。


「1つのキーホルダーに家の鍵とそのスペアキーをつけたりしないよね?」


そりゃそうだろ。こいつ何を言いたいんだ。


「俺のちんこも同じだよ。それぞれ別の用途があると思うんだ。1つはA子用。もう1つがB子用。俺の方から見て右がA子、左がB子だ。」


なるほど、やっと言いたいことが分かった。つまるところ、こいつはちんこが2本あるから二股してもいいと言いたいのか。それよりまずちんこを彼女の名前で呼ぶのやめてくれるか。


彼は「なんで二股しちゃいけないか考えたことある?」と続けた。


「他の女の中に入れたやつを自分の中に入れられるのが気持ち悪いと思うからなんだよ。」


「きみだって、もし自分の彼女が他の男とやってるってなったらいやな気持ちになるでしょ?でもハグくらいだったらそうは思わないじゃん。」


確かに。と思ってしまう。


「結局やってるかやってないかの違いなんだよ。その点、2つあるちんこの1つをA子、もう1つをB子とすればちんこは清潔に保たれるだろ?そしたら誰も傷つくことはないんじゃないかな。」


いやでもそれって、ちんこが2つあることを二股していい理由にしてるだけじゃないのか。


これを言うと、「それはちんこが1つのやつの意見だろ。」と返ってきた。じゃあ男の総意になるんだが。


「だって、おかしいだろ?目だって、耳だって、手だって、脚だって全部2個ずつあるのに。なんでちんこだけは1個しかないんだよ!」


口は?と思ったがここは黙っておいた。


「2人を一緒に見てられるし、2人の声を一緒に聞ける。2人一緒に手を繋ぐことだってできる。どこに2人同時に好きになっちゃいけない理由があるの?ちんこが1つしかないからだよね!?その点、俺はちんこが2個ある。なんの問題もないじゃん!!」


「じゃあ言わせてもらうけど、女の人はおっぱいが2つあるけど、2人の男と二股していいってこと?」


「俺以外のやつはちんこが2つあるやつの苦労を知らないんだ。」


こいつ話逸らしたな。


「おしっこしたい時とかさ。ちんこを早くだしたいのに出したい方のちんこがすぐ取り出せない気持ちとか分かる?早く家に入りたいのにドアの前で鍵が何個もついてるキーホルダーから家の鍵を探してるみたいな感じだよ。」


なるほど。確かにあれはちょっとストレスだ。ていうか片方からしかおしっこ出ないようになっているのか。鼻の穴みたいだな。


「去勢すればいいんだろ!!?俺だって分かってるよ!!」


なんだ?いつのまにそこまで話は進んでいたのか。1人に絞るためにちんこを1つにするってことか?


「でもどっちを切ったらいいのか分からないんだ。A子か、B子か。俺には選べないよ。両方好きなんだよ。」


だからちんこを名前で呼ぶな。そんなの今1番好きな方を残せばいいではないか。どっちの方が好きとかないのか。


「今1番好きなのはB子。でもA子を残してB子を切りたい。」


どういうことなんだよ。B子が好きならB子を残してA子を切ればいいだろ。


「A子の方がちょっとでかい。」


そんなことかよ。こいつどこまでちんこなんだよ。今更胸の大きさなんてどうでもいいだろ。


「ちんこがでかい。A子のやつの方がちんこがでかい。」


ちんこの話かよ。勝手にしろよ。


「でもA子のちんこを残してB子と付き合うのは良くないよね?だって、これから私に入れられるのがA子用のちんこだって知ったら気持ち悪いって思うよね?」


こいつ何を気にしてんだよ。「そんなの2つから1つになっちまえば元がどっちのちんこかなんて分かんねえだろ。」


「確かに!!」


「確かに!!じゃねえよ。」


彼はB子(ちんこ)を切ることを決め、今日は相談乗ってくれてありがとうと言って帰って行った。






ちんこは1つでいいんです。


ちんこが1つだったら、誰が使ってんのかなんて分かんないし、そもそも使ってるか使ってないかすらも分かんない。


結論。バレなきゃいいと思う。


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