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ただの高校生の朝

作者: だらりスト
掲載日:2026/06/08

 朝の7時に俺はまだベッドの上で寝ていた。

 昨日は夜の遅くまで起きていて、それのせいなのだろう。俺は普段のよりも30分遅い7時半に起きた。


 「ぁあ......だるい」


 そう愚痴るも今日6月8日は月曜日である。ほとんどの人間が憂鬱な気分になりながら起床をするであろう。俺も当然人間である。


 ベッドから降りて、布団をその上で適当に畳んでから水を取りに冷蔵庫に行く。

 昨日の昼に入れておいた500mlボトルを手に取り、それを豪快に一気飲みした。


 「っぷは。少し目が覚めたかな」


 キンキンに冷えた水は寝起きの体に刺激を与えた。

 まだ少し眠たいが、ペットボトルを潰して捨て、洗面所に行き、冷たい水で顔を洗う。


 これで完全に覚醒した俺はキッチンにあるトースターにパンをセットしておいてから、服を着替えに自室へ戻る。


 「そういや、もう夏服への移行だっけか?」


 昨日の帰りにそう先生が言ってた気がする。なら今回着ていく服装はそれに対応した服装にするか。


 パチーン!


 どうやらパンが焼けたようだ。トースターの特徴的な音と共に自分はキッチンへと向かう。


 「冷蔵庫の中には何が入ってあるかな?」


 ふむふむ。ハムとスパム、バターにジャムの他にチーズがあるな。


 色々考えたが、今日の朝ごはんはハムバターパンにでもしよう。俺の気分がそう言っている。


 「てか順番ミスってんじゃんか」


 ハムをフライパンで焼くのを忘れていたから、ハムをパンに乗せるまでにパンが冷えてしまう。

 

 はぁ朝ごはんを1人で作るようになって、時間が経ったというのにこういうところで抜け落ちてしまうとはね。


 「まあ、ハムは少し温めるだけでいいかな。パンが冷めちゃうからね」


 フライパンを温めるようにガスコンロに火を通す。

 そしてある程度時間が経ってから、ハムをフライパンに投入。

 ちょうど良さそうな時にハムをひっくり返す。


 「なかなか香ばしいじゃないか」

 

 いい焼き目。それをパンの上に乗せて、用意した皿の上にパンを乗せる。そして朝ごはん唯一の食物繊維、トマトを近くに置いておけば俺の朝ごはんの完成だ!


 「まあ、パンの上に乗るものが違うだけで毎日これだけどね」


 皿を机の上に持っていざ、いただきます。


 うーん、感想をいうのならばハムが美味しい、トマトが美味しい、以上だね。


 朝ごはんを食べ終えて、皿を流し台に入れておく。

 こいつを洗うのは学校から帰ってきた未来の俺がやる。今は放置だ。


 「朝ごはんを食べた後は歯磨きだな」


 洗面所で歯ブラシに歯磨き粉をつけて、きれいに丁寧に歯を磨く。

 

 うちの部活の先輩が言っていた。


 『風呂キャンはしても、歯みキャンはするな』


 先輩は昔、虫歯で痛い思い出をしたらしい。そういうことだろう。


 というわけで歯磨き終わり。口に水を含んで中を綺麗にすれば朝の支度は終わりだ。


 ふとリビングの時計を見ると、時間は8時。これはまずい。学校は8時20分だからすぐに出ないといけない。


 急いでカバンを手に取り、母が置いていった弁当をカバンに入れて、準備は万端。


 「学校、いくか」



 


 

 

 

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