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光の射す場所へ

作者: ウソノコ

俺は何故ここに閉じ込められなければいけないんだ!

ここから出してくれ!!

俺にも光を見させてくれ!!!


俺は生まれたときからこの窮屈で光の差し込むことのない部屋に閉じ込められている。

俺はただ自由になりたいだけなんだ!

自由はすべての生き物に対して平等のはずだ。

なのになぜ俺だけこんな目に・・・


しかし今日はイケる気がする。

今まで何度も外に出ようと試みて失敗した。

しかし今日は何故かわからないがイケる!!



俺は精一杯の力で壁を叩いた。

叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いた。


すると、俺を閉じ込めていた壁が呻き声を上げ始める。

その声はこの世の物と思える、リアルな声だった。


もう少しだ!

神よ、俺にもう少しの力を!!


・・・・・・


ついにやった!

俺は壁をつき抜け外の世界に飛び出した。


でもなぜなんだ?

なぜ俺には光が見えない?

それどころか外に出たっていうのに意識がどんどん遠のいていく。


俺には外に出ることさえ神は許さないのか・・・









ここ最近奇怪な事件がおきている。

今日もテレビをつければキャスターがこの奇怪な事件について報じる。


「先日起こった胸部から心臓が飛び出すという奇怪な事件ですが、犠牲者は現在で17名」

「警察は大規模なグループによる連続殺人事件の線を有力に捜査している模様です」

「この猟奇的な連続殺人事件について専門・・・ううう心臓が・・・」


二作目です。


誤字脱字、感想などあればよろしくお願いします。

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