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第44話『呪いの勇者と女神の寿命』


 「ーーもしかして、アテネ様は処……」


 「死ねぇぇー!!」


 ーーバチンッ!


 まだ、危ないことは言って無いじゃないかよ。言いかけただけじゃん。だって、それしか思いつかなかったのだもの。女神が、『恋』をしたい理由なんてな。


 一体、この女神様は歳はいくつなんだろうか? 意外と若かったりすんだろうか。よく分からない考えだけが、頭をよぎる。


 「私はこの世界が生まれた時から、盾の女神として天界にいたんですよ。歳は……。内緒ですよ?」


 可愛いすぎるだろ。何なんだこの女神は。天界でさぞモテただろうに、なぜ恋をしたいんだろうか。これにも、それなりの理由がありそうだ。


 偶然にも、エリクシアとアリアドネが、買い物に出掛けていて留守にしている。恋バナを聞いて騒ぐのは、マリエルしかいないからな。丁寧に、根掘り葉掘りと聞いてやろうじゃないか。


 「天界には、それなりに優れた男の神が居たのではありませんか? 交際に発展しなかった、理由などあると嬉しいです」


 「んー。正直言って、毎日と言っていい程、神々からアプローチされていましたよ。私、神があまり好きじゃないんです。偉そうだし、無駄にヒゲ生やしてるのが気持ち悪くって……。私は人間が好き。人間と恋をしたいんです!」


 ーー速報、女神様は人間が大好きだった!!


 分っかんねぇー。まぁ、神様だしな。人間を好きなのは、良いことなんだろうけど、一線を超えてないか? 人間と恋したいだなんてな。そんな依頼されたって、俺は誰をくっ付けてやればいいんだよ。


 こんなに可愛いと、女神一人の為に男共が、戦争を起こしてしまうぞ。本末転倒じゃねぇか。でも、人に拘る理由ってのがイマイチ掴めないな。過去に何かあったのかも知れないと思い、人間に対する思いについてアテネから話しを聞くことにした。


 「人間が好きって、やっぱり神様目線でも、人間は惚れるに値するのでしょうか?」


 「私も気になります!」


 「人間は、時に美しく、時に、狂気的な面もありますが、私にとっては救世主のような存在な存在なのですよ。それを体現されているのはカケル様です。仲間の為に血を流す貴方を、天界越しで見ていて、大変気に入ってしまいましたの」


 それってあれですか。俺に惚れたってことですか。勘弁してよ、俺はピュアなんだから勘違いするだろ! マリエルに睨まれてしまっているが、動揺の方が優ってしまい気が動転してしまいそうだ。


 俺は、言葉にならない声を出して焦っていると、女神から衝撃の事実を告げられた。そんなことあるのかよって感じだったけど、恐らく、嘘ではないだろう。


 「後、一週間もしない内に寿命が来るんです。それまでに私は人間と『恋』がしたい。時間がありません。どうか依頼を受けて下さいますか?」


 ーー、神様が死ぬ!?


 神様って死ぬのだろうか。でも、アテネって神は、あまり有名でも無い事ぐらい、俺でも知っている。それでいて、この世界が創らせた時から生きている神様だ。さぞ、高齢であろう。


 どうなってやがるんだ、この世界はよ。こんな、美人な神様死なせたら、バチがあたりそうだしな。出来ることなら、死なない方法も考えてあげたいし、恋もさせてやりたい。


 面倒だとは分かりつつも、盾の女神 アテナの依頼を承諾してしまいました。決して、色仕掛けに負けた訳じゃない。


 この神様には、もっと幸せになる権利ぐらい、人間側が与えなくちゃいけないんじゃないかと思っただけだ。


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