後編
「おぉ、噂に違わず何とお美しい」
その夜、レザンからの使者たちをもてなすために城では盛大な舞踏会が開かれていた。
賓客であるレザン第二皇子のガイルシアを中心に人の輪が広がっている中に"彼女"はやってきた。
王に手を引かれ広間へ続く階段を降る彼女の姿に人々の目が釘付けとなる。
ふわふわと広がる薄い桃色のドレスを揺らし柔らかく微笑む彼女はまさに一輪の"薔薇"そのもの。
皇子一行も例外ではなくその姿その一挙一動に目を奪われ目の前に彼女たちが来るまで、まるで動きを忘れたように微動だにしなかった。
「ガイルシア殿下、我が一番の宝物を紹介しよう-・・我が愛娘、薔薇姫だ」
さぁ、と促されれば薔薇がガイルシアに向かって極上の笑みを浮かべる。
「お初にお目にかかりますガイルシア皇太子殿下、お会いできて光栄にございます」
ドレスの裾をつかみ深々と淑女の礼をとれば熱に浮かされていたかのようにぼぉっとなっていたガイルシアが我を取り戻し返礼する。
「-・・どうぞ、ガイルシアとお呼びください姫」
薔薇姫の手をとり跪けば彼は甘い声で囁く。
「私こそ噂の薔薇姫に会える日が来るとは天にも昇る気持ちです。どうかその手に口付けを落とす栄誉をいただいても?」
「はい、ガイルシア様」
照れたようにはにかめばその手に口付けが落とされた。
一対の絵画のようなその光景に広間のあちらこちらからうらやむような声が上げられる。
*
(あぁー・・鬱陶しい・・・)
さっきから手を片時も離すことなく-・・それどころか時間がたつにつれ体の密着度合いも高くなっている気がする。
(猫被りならもっとうまくあしらえるのに・・・)
-・・魔法はかけてもらえた。
でもこういった魔法は意識全体に融けるまでに時間がかかると蛇はいった。
まるで自分がもう一人いるみたいな感覚だ。体を動かしている"人形"の自分と、意識だけの"本当"の自分。
なまじ元の自分の意識がはっきりしている分、歯痒いことこの上ない。
この皇子の好みとやらの"おとなしい女"というものはなすがままなされるがまま、つまり自分にとことん従順な女が好きってこと。
気を良くした目の前の単細胞は調子にのってくるし・・・あぁ今お尻触ったわよこいつ!
調子に乗ったお馬鹿にこっそり制裁してやることもできない・・・うぅっ魔法って面倒くさいわね!!やっぱりもう少し後でかけてもらったほうが良かったのかしら?
でもそのおかげ(?)か手ごたえはばっちりだ。
広間の奥に鎮座している父王も満足げな視線をよこしている。
宴も半ばに差し掛かった頃、手を引かれ夜の庭園へと連れ出された。
しばらく歩き人気のない四阿へと腰を落ち着けると皇子はうっとりと語りだした。
「姫、貴女にこうして出会えたことは最早奇跡の賜物としかいいようがない」
わざわざ薔薇姫目当てに海まで越えてきたのはあなた自身でしょうが。
「私は運命というものを信じないのですが」
それは奇遇、私も信じてないわ。
「-・・運命はあるのでしょう。貴女こそが私の運命・・・」
あー・・・やっぱり早々に魔法かけてもらっててよかったかも。猫被ってただけじゃ絶対砂吐いてた。
「あぁ私の運命の女貴女はどうしてそんなにも美しいのかっ-・・」
知らないわよそんなことっ!!もうっ-・・以下略っっ!!
どっから湧いてくるのか不思議なくらい美辞麗句を並び立て続ける相手にどっと疲れがこみ上げ内の意識は外の音を遮断した。
途端、シン-・・と静まり返る私の中。
その内本当の私は消えるのだろう。
蛇の魔法によって作られたおとなしい私に段々と融けていく。
後悔しているのかと問われれば・・・・・・・どうだろう何ともいえない。
悲観するわけでもなく嘆くわけでもない。
-・・あんたがそこまでやる必要があるの?
私が薔薇姫でなければ、私が父王の子供でなければ、私が王女でなければ・・・こんなことはしなくてすんだかもしれない。
でも私は薔薇姫で、王の娘で、王女だ。それは変えられない。
今の私を突き動かしているのは愛国心や父王のためでは決してない、それだけはいえる。
では何なのかと聞かれれば-・・そう、あえて言うなら"義務"だろうか。
私が今の私として存在しているための"義務"
だから後悔しているのかと問われれば、よくわからないとしか答えられない。
心の侵食はとても穏やかだ。静かに静かに-・・そっと融けてしまえるのではないかというほどに穏やかな侵食と静寂。
あまりにも心地が良すぎてもうこのまま意識を手放してしまおうかと思ったその時、ふと微かに感じる体の違和感に浮上すれば我が目を疑った。
(ちょっ-・・!!なっ!?)
押し倒されていた。しかも口付けられてる・・・・・・・・・舌付きで。
(何がどうしてどうなったのー!!舌を入れるなーー!!)
「あぁ姫、夢のようです、貴女が私の妻になってくれるなんて・・・」
早い!!すかさず突っ込んだが相手には届かず。
どうやら求婚してOKだったので感激のあまりそのままゴーみたいな感じらしいが。
(もうちょっと空気読みなさいよ!!いきなり押し倒すってどういうこと!)
いやまてまて、落ち着いて私。そうよ、願ったり叶ったりじゃない。そもそもここまでやった目的だってガイルシアの本妻狙ってのことなんだか-・・
ドレスの裾がまくられ太ももに男の手が這う。
(ちょーっ!!)
ちょっと待った。駄目でしょ、この男ここでや-・・ごほんっ!じゃない・・-ここで事に及ぶ気じゃないでしょうね!?
いくらなんでも展開が早すぎる。
レザンの第二皇子は手が早いというのは、本当だったようだ。
(この色欲皇子!!)
そうこうしている間にも太ももを撫で回していた手は尻へと周りそのまま内腿へ-・・
口内をなぞる舌の動きとも相成ってぞわぞわと背筋を這い増す嫌悪感。
(駄目!!無いわ!!無理無理無理無理無理無理無理っっ)
「―・・いやっ!!」
思わず口から出たのは拒絶の言葉と被さる体を押しのけるように伸びた両腕。
(あっ・・・・あれ?)
「姫?」
「えっ?あっ」
しまった。目の前には突然の拒絶に疑問を浮かべた顔と、事を中断させられあからさまに不機嫌を宿した瞳があった。
まずい、これはまずい-・・とにかく何か言い繕わねば。
「あっあの・・・私、このような場所でなんて・・・」
目を伏せ頬を赤らませもじっと言葉を濁せば皇子は「それもそうですね」と納得したようだ。
身を起こさせると「それでは後でお伺いいたします」とそっと耳元で囁かれたのでとりあえず「はい
と頷くしかなかった。
*
薔薇姫の小さな恥じらいという抵抗に若干興がそがれはしたが、姫の部屋に忍び込むという楽しみができたので良しとしようか。
月光のもとあの白い柔肌を堪能してみたかったものだが・・・見かけによらず初心な姫には少し刺激が強かったのかもしれない。
あの反応、間違いなく処女だ。"薔薇姫"ともてはやされあれだけ男受けのする体と美貌の持ち主だ、もしや貞操はすでに無いかもしれないと思っていたがそれも杞憂に終わったようだ。
ならばまた一つ楽しみができた。
社交慣れはしているようだが真に男というのを知らぬあの体を更に自分好みに仕立て上げられるというならばさきほどの小さな拒絶も不快にはならない。
何かと強かな王の娘ということから少し身構えてはいたが予想外に従順でいかにも世間を知らぬ深層の姫君といった様も気に入った。
外見も中身もまさに私の理想の乙女-・・はるばる海を越えてやってきたかいがあるというものだ。
下の王女と結婚した第一皇子の悔しがる顔が目に浮かぶようだ-・・求めた薔薇も玉座も手に入らぬとあらばあの男はどんな顔をみせるだろうか。
そんなことを考え緩む口元を抑えることもできずに男は人気の無い廊下を進む。
姫の部屋に向かう廊下は人っ子一人いないように静まり返っている、警備のものにすら出会わない。
しかし疑問には思わない、きっとそう手は回されているのだから。
教えられた部屋の扉には鍵はかかっておらず軽く押せば彼を誘うように扉は開いた。
身を滑り込ませるように中に入れば奥の寝室から薄明かりが洩れている。
それに導かれるようにそちらに足を進めれば髪を梳き真っ白なネグリジェで寝台の上に腰をかける乙女の後姿が目に入った。
夜会のドレスよりも体の線を強調させるネグリジェから白い肩がのぞく-・・その様にはやる気持ちを抑えながらそっと近づき抱き込めば乙女の肩がわずかに揺れた。
「愛しい人、怯えないで。何も怖いことはないのだから」
微かに灯るランプの明かりの元そのまま寝台の上に組み伏せば恥ずかしいのか顔を手で覆い、こくりと頷いて見せた。
男の嗜虐心をそそるその行動に思わず貪りつきたくなる衝動を呑み込む-・・夜は長いのだ、焦る必要はない。
「私に全てをまかせて」
口付けを落とすために顔を近づける-・・あぁ何て肌理の細かい白い肌なのだろう、さらりと触れる頬は絹のようにさわり心地がいい。顔を覆う手に指を絡ませそれをどかせば長いまつげに縁取られた潤んだルビーの瞳が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「え?」
ない。
長いまつげはあった。ふさふさだ。これでもかというぐらいのふさふさ感。
しかしその中に埋まっているのは赤い瞳ではなく銀色の瞳。おかしい、薄闇で目がおかしくなったのかとも思ったが明らかに色が違う。
戸惑うガイルシアに薔薇姫はクスクスと笑みをこぼした。
「ガイルシア様?いかがなさいました?」
「え、いや姫・・・その瞳は一体・・・・?」
「瞳?あぁ・・・」
何だ、そのことですかと姫は笑う。
だが花が咲いたように笑う、とは形容しがたい笑いだ。ニタリと笑うその顔は例えて言うならそう・・・
"蛇"のような
その瞬間、ソレは徐々に変質した。
「いくら天才の私でも瞳だけは変えられないのよね~。ほら?瞳って人間の魂の入り口だっていうじゃなぁい?それだけ重要な部分ってことなのよ」
コロコロと鈴を転がしたような甘い声は途中から女性にしては低く、どちらかというと男・・・いやもう完全に男の声としかいいようがないダミ声になっていく。
赤の髪は白に豊満な胸は平らな胸に、柔らかな肢体は筋肉質な硬さに-・・唯一変わらないのはその肌の白さと肌理の細かさぐらいだろうか。
「ひっ」
組み敷いていた体がどこからどう見ても男の体になっていく様に驚くなというほうが無理があるだろう。
しかも変化したのは体だけ・・・つまり衣服はそのままだということ。
ガイルシアは慌てて寝台を降りるとソレを指差してわなわなと体を奮わせた。
「なっ何者だ貴様!!」
「あらん?私のこと知らないのぉ?心外だわぁ」
白の長髪をさらりとかきあげ寝台に横たわる男はふふんと嫌な笑みを浮かべた。
「私は"蛇"よ、ご存じないかしら?」
「!?筆頭魔術師のあの!?嘘をつけ!!お前のような見るからに変質者でオカマみたいなやつが"蛇"のはずがな」
「あんた五月蝿いわよ、少し黙ってなさい」
「っ」
ぱとりと指を鳴らせば途端ガイルシアは意識をなくし盛大な音を立ててその場に崩れ落ちた。
「頭だけじゃなくって口も軽い男は嫌われるのよ?―・・さぁもういいわよ、でてらっしゃいな」
「・・・・・・・一体どういうつもり?」
蛇の声に促されカーテンの隙間から姿を現したのは本物の薔薇姫。
彼女は訳がわからないというのと、憤慨した表情を織り交ぜた顔でその場に立ち尽くしていた。
「見ての通りよ」
「わかるわけないじゃないちゃんと説明して!!・・・それよりまず先にソレ着替えて頂戴」
ただでさえ無駄に身長はあるのだ、ぱっつんぱつんのネグリジェを来たオカマ-・・もとい男なんて見ているだけで気分が悪くなる。
しょうがないわねぇ、と蛇片手を振ればいつもより少し控えめの、だけどやっぱり奇抜なローブがその身を包んだ。
「・・・何?同情?」
「違うわ」
「それじゃ私を笑いに来たの?」
「違う」
静かに否定する蛇に私は苛立ちを隠せない。
「じゃ一体何なの!魔法だって途中で解けてしまったわ!!全然効いてないじゃない!それにこんなこと・・・っもう駄目だわ・・・あなたこれがどういうことかわかっているの!?破談させる気!?」
「えぇ、そうよ」
「!?」
思いがけない蛇の言葉に私は言葉を詰まらせる。
(じゃあなんで・・・)
なんで魔法をかけたの?
私の覚悟を聞いてくれたんじゃないの?
「魔法はかけたわ。でもね、あれはあんたが望んでいたような魔法じゃない。そもそも人間の精神を根底から書き換えるなんて無理なのよ。出来るのは他人の体を人形のように操るような"傀儡の魔法"-・・私があんたにかけたのはコレよ。あんたの精神と体を切り離して体を私が操っていた」
「じゃあ途中で私が元に戻ったのは・・・」
「あらかじめあんたが強い心で"戻りたい"って思えば術が解けるように細工をしておいたの」
「何で・・・」
「だからいったじゃない。"破談"にしたかったのよ、私は」
どうして?なんで?
訳がわからない。
「あんたが"本気"なら私も諦めたわ。でも違ったでしょ?」
「そんなっ!私は本気で-・・」
「じゃあ、何故あの時拒んだの?」
「っ、それは・・・」
言いよどむ私に蛇が更に続ける。
「嫌だったからでしょ?こんな顔だけ男に触られるのも嫌だったんでしょ?」
いつの間にか蛇はすぐ目の前にまでやってきていた。
蛇の影が重なるように私に覆い重なる。
「素直になりなさいよ、馬鹿な子ね」
ローブに包まれるようにぎゅっと抱きしめられた。
「だって私は・・・」
「薔薇姫だから?王女だから?―・・はっ、そんなの関係ないわ。魔法までかけて自分を捨てようとしている時点で逃げたいのがみえみえじゃない」
抱きしめられているとローブからいつも蛇がつけている薔薇の香水の匂いが鼻腔をくすぐった。
きつくなくほのかに香るその匂いに・・・心が落ち着く。
「助けてほしかったら、逃げたかったら正直に言いなさい。本当に馬鹿なんだから、何でも一人で背負うことなんかないのよ」
長い付き合いだからあんたのことなんて全てお見通しよ、と蛇が笑った。
「何で・・・」
「ん?」
「何で?」
何でそこまで言ってくれるの?と問えば再び蛇が笑う。
「馬鹿ねそんなの決まってるじゃない」
いつものニタリとした嫌な笑みはなく、優しい優しい微笑で。
「好きだからに決まってるじゃない」
*
「ってことでもらってくわよ」
蛇の魔法で場所を移動した先は父王の居室。
突然現れた二人に動じることもなく王はふっと笑った。
ただ一人動じていたのは、私のみだったが。
「見返りもなしにか?そう安くはないぞそれは」
「あら、実の娘を物扱いするのはいい加減やめなさいよねこのクソ爺。胸糞わるいったらありゃしないわ」
そういいながら胸元にかけられていたペンダントをはずすとソレを王に投げ渡した。
「それ、返すわ。城付きにもそろそろあきてた頃だし」
「それで済むとでも思うか?」
「あぁら相変わらず業突張りな爺ね、早くくたばっちゃいなさいよ。でもそうね・・・確かに、この子の価値はそれだけじゃすまないわね」
ふふんと笑い返すと蛇は杖を取り出しソレを振るう。
「レザンの皇子様は原因不明の高熱により"不能"になってしまいましたとさ。世継ぎが作れない皇子に皇帝がつとまるのかしらねぇ?勃たないとでもあればあの年中発情皇子様は意気消沈ものよねぇ、この先使い物になるのかしら?あぁそうそう、第一皇子に嫁いだ妹姫がたった今懐妊したわよ~。私の予想では男の子、第一皇子にとっては初子ねぇ。あと"これから先第一皇子の跡継ぎを生めるのはその子だけ"。さぁこれで満足かしら?」
軽く行われたが今のはとてつもない力を持った"呪い"と"祝福"の魔法-・・詠唱もなしに行われたその魔法に私は目を見張る。
父王もそれに納得したのか「ふむ」と顎をなでた。
「・・・・・まぁよかろう。好きにするがいい」
「ですって、じゃいきましょうか」
「え?えぇ?」
次の瞬間、再び違う場所に移動してしまっていた。
見覚えがある、これは蛇の塔だ。
「何呆けた顔してんのよ。あんたはこれで"薔薇姫"じゃなくなったってこと、わかった?」
「薔薇姫・・・じゃない?」
私を繋ぎとめていたものがこんなにあっさりとなくなってしまうものだろうか。
「なに?嫌だった?」
「そうじゃない!!そうじゃない・・・けど」
なんだか
「自由って現実味がないわ・・・」
「そう?じゃあ」
「!?」
三度、目の前の景色が変わる。
そこは今まで見たことも来たこともない場所だ。
どこか知らない土地の知らない丘。
満天の星空の元、月明かりに照らされているのは広大な草原。
「凄い・・・」
「どう、これでも感じない?-・・ロザリア」
微かな風と共につむがれた私の名前。
久しく呼ばれることのなかった本当の私の名前。
薔薇姫じゃない、ただのロゼリア。
「ねぇロザリア。私、仕事やめちゃったから今とっても暇なのよ。旅でもしようかと思うんだけどあんたがどうしてもっていうなら連れてってあげてもいいわよ?」
何か良からぬことを考えてそうな陰湿な笑みと奇抜な服装。
一見すると本当にただの変質者か悪役にしか見えないおかしな魔術師。
それでも彼は呼んでくれる。私の名を。私だけの名を。
だから私はその手をとる。
「えぇ、連れて行って私の魔術師。でもその前にあなたの名前を教えて頂戴?」
そして何度でも呼び合おう二人の名を。私たちのこれからの旅のために。
*
むかしむかしあるところにそれはそれは美しい「薔薇姫」とよばれる王女様がいました。
ある日王女様は「蛇」と呼ばれるとてもとても悪い魔術師に連れ去られてしまいました。
どれだけ探しても探しても王女様と魔術師の行方は知れず。
とうとう国中のひとから愛されていた王女様は帰ってくることはありませんでした。
でも知ってます?実は遠いどこかの国でよく似た二人を見かけたっていう噂があるんです。
とてもとても幸せそうでしたと聞きますが・・・どうでしょう?きっと他人の空似というものでしょうね。
むかしむかしのお話。
これでおしまい。
でもちょっと蛇の番外編が書きたいかも。
なんでカマ口調なのか、とかね。実は理由があるんですよ。