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あふすと。  作者: 京都ノ舞鶴
7/9

福永と零

「ちょっとまってよ福永さんー」

遅れて森谷が走ってきた。さらに遅れて長原もいる。


No.零は視線だけを向けて「福永か」と呟く。


「ああ?零ちゃんじゃん」と息を整えた長原が言う。その言葉は少し馬鹿にしたような語調だった。


「特に用はないのだがな。様子見だけだ。、、、が、それも済んだ。帰るとしよう」


1度も表情を変えることなく言い放つとNo.零はポケットから石を取り出す。


その様子を見て森谷が「たしかにその格好じゃ痛いコスプレ野郎だもんね」と笑っているが、そんなことはなかったかのように福永がそのNo.零が取り出した石に興味を示す。


「なにそれ?」


「転移石だ。俺自身転移魔法は使えないからな、石にその魔法を閉じ込めている」


それだけ言ってNo.零は光に包まれ消えた。


「いや、余韻は!?ホンマに何しに来たんだよ!」と桜咲は叫んでしまった。



そんな青春。

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